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【旅ログNY5】メトロポリタンミュ〜ジアムっ♪

2018/10/2 NY4日目

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◉Metropolitan Museum of Art (DAY1)
みんなのうたでおなじみ(?)世界最高峰の美術館METへ。あまりの広さに呆然。1日かけたけど全然周りきれそうにないので、とりあえずMET鑑賞1日目のテーマは「装飾」。
まずは大本命、エジプトコレクション。NYでエジプトの遺跡が体感できる、まるでどこでもドアでもくぐったような不思議な感覚。エジプシャンブルーの陶器にときめきを覚えずにはいられない!紀元前から、人は美しさに対する感覚を持っていたんだと実感すると同時に、今の時代も美しいと感じるのだから、美とはある種の本能的なものと直結しているのかもしれない。王の棺には、内部までびっしりと絵が書いてある。古代エジプトでは黄泉の世界で食べ物に困らないように、食べ物を運ぶ人などの絵が書いてあるらしい。私もこんな洒落た棺に入りたいので、死ぬ前に自分の棺をコツコツ作るものいいかもしれない。食べたいものを自分で書いて、あの世の自分に向けて自分で運ぼうかしら笑

次は、武器・甲冑コレクション。特にこのジャンルに関心を覚えたことはなかったが、あまりの装飾の美しさに初めて「武器萌え」に目覚めた!!!息を飲むほど美しい……甲冑・刀・銃・馬のつけるブリックスパーまで、恐ろしく細やかで繊細な装飾が施されており「(王の)馬ですらこの芸術品つけてるのー!」と驚き。これまたファンタジーな世界観。なんちゅーこっちゃ。こんな武器なら私も持ちたい…..人を殺す道具が、こんなに美しいなんて。汚れること前提なのに、少し皮肉にも感じるけれど、その美しさの魅力に抗えない。

今回この時期に決めたのは、旅行を決めたのは、企画展「Heavenly Bodies: Fashion and the Catholic Imagination」が終わる前にどうしても行きたかったから!かつての宗教装飾品から歴史をたどり、ドルガバ、サンローラン、ジバンシィ、ラクロワ、シャネル、ディオールなどの過去のコレクションがずらり….そして私好みの過剰な装飾,,,,,,,ホールも教会のような空間で、ステンドグラスが配され、パイプオルガンの音が鳴り響き重厚な演出。あまりの眩さにずっとクラクラしっぱなし。どうしてこうも心がときめくのか。あまりに神々しいので、これを着たら神になれるのかしら、、、、なんて。

南北アメリカ美術のゾーンにも、先コロンブス期のゴールドコレクションが。まばゆいばかりの金のコレクションがずらり……ヨーロッパの影響を受ける前の時代なので、人間は本当にどこのエリアでも美しいと感じるのは本能なんだな。しかも金そのものではダメで、加工されて初めて意味があったとのこと。私がゴールドのごつい強そうなアクセサリーが好きなのも恐らくこの本能である笑笑カラスが光るものを好きなのと、加工して美しい形にしたか否か程度の違いしかないかもしれない。無条件にときめいてしまうんだから仕方ない。本当に小さな人形から、宝石の破片まで、何万と並ぶコレクションを見て、人間の美しさに対する執拗なまでの念を感じる。権力の象徴だから装飾美に憧れるのではない、装飾美を手に入れられるのが権力なのだ。魅惑の装飾、抗えない魅力、私のDNAにもそれが刻まれているんだと思う。

◉ブロードウェイ LION KING
初ブロードウェイへ!一番感心したのは、劇場に入ったときだった笑 専用劇場だけあって、内部は入り口からライオンキングの世界観になっており、エレベーターを登ると大きなライオンキングの顔の彫刻が。そしてだんだん音が聴こえてくると思ったら、エレベータ上で生で太鼓の演奏をしているではないか。ここからすでに演出が始まっていて、気分が上がって舞台の幕があくのがいいなと思った。内容としては子供向けに感じたものの、衣装など人を動物に見せる工夫や、アンサンブルが草になるなどのサバンナの表現など、様々工夫されていて、特にムファサがバッファローの群れに飲み込まれるシーンは、表現の仕方に舌を巻いた。セットや転換がどれも練りこまれて考えられているなあ。

◉今日も今日とて…..
ちなみに寝不足で後半うとうとしていたので、席に携帯を落としており、親切な人たちが「あっちに落ちてたよ」「これはあなたの?」と拾ってくれた。ありがとうございますこのご恩は忘れません。もはや昨日から失敗がNYと関係なくなってきているのはご愛嬌。笑

明日もMET Day2行ってきます。

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