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【旅ログNY2】今日もよく遊び、よく失敗した!

2018/9/30 NY2日目

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◉まずは外に出よ!
7時に起きいろいろ調べるたり、エクセルでスケジュール作ったりしてたけど、色々考える前に、部屋を出ろ。 話はそれからだ笑

◉憧れのMoMA!
MET3F、建築エリアとても素晴らしかった。作品そのものもだけど、とにかくディスプレイの仕方がGOOD!写真・模型・図面・映像がバランスよく織り交ぜられており、映像も吊ったり、寝かしたり、壁打ちじゃない方法で展示され、模型も飾り方や、台の高さも、バリエーションに富んでいて、空間としてとても工夫されていた。洒落てるなあ。よく見ると、壁紙・額縁・キャプションまで色の調和が徹底して考えられていて、ちょっとした展示では難しいレベルでのこだわりと統一感。2Fフロアも、壁にそのまま作品をかけても成立するけど、屏風状に大きな壁を作ってそこにかけていたり、良い!敷地の広さや天井高さがなせる技というのもあるのかしら。展示空間がとても立体的に感じられたし、飾られているものを順路で見るというよりも、囲まれてている中を自分がうろちょろ探索する感じに近い。座り心地のいいソファや椅子が、作品の前やその他の場所にいくつも用意されている。作品を鑑賞するというよりも、芸術に囲まれて過ごす場所。とても満足!
MOMAにはスーパーおしゃれな着こなしのおじいちゃんたちもいて、スカートだったり、B系だったり、民族衣装っぽかったり、それもまたCoolだった。
余談:柵もラインなしに、ゴッホ、セザンヌ、モンドリアンの絵たちが見られた。基本撮影OKなので、みんな写真を撮っている。しかし近くでみれない…!せっかく本物があるのに、これはちょっと本末転倒….?!笑ジャクソンポロック筆の跡や微妙な色 がまじまじと見られて満足。

◉街中を散策
ランチはブラジル料理へ。ランチですら椅子を引いてくれるので、 GOOD。セントパトリック大聖堂にも立ち寄る。ミッドタウンはなんだか銀座っぽい?と思いつつ、建物を見ながらああやっぱり東京は一度焼けたんだなと思った。

◉観光のド定番!THE RIDE
OMG!予約をミスって、エクスプローラパスがつかえない。わからない時はよく読んでから予約しましょう。1万円は勉強代だな!笑 乗り場がわからなくて彷徨っていたら、パキスタン人のお店のおじさんが教えてくれた。「日本とパキスタン仲良し〜」と言っていた笑 もっとクールな街の印象だったので、みんな親切で助かっている。ザライドは、側面がガラス張りになったバスに乗って走る観光バス。司会と動画のかけあい、街の中に散りばめられたパフォーマーと道ゆく人のコラボによって成立している。パフォーマーも一見一般人と思いきや!というルックス、それがいいのかな?しかし実は道ゆく人たちのリアクションが一番面白い。手を振って、振り返してくれるだけでも結構楽しいのはなぜなんだろう。人間の根本的な心理や本能と関係しているのかもしれない。司会もアドリブで道行く人をいじるなど自由か!ノリのいいアメリカならでは?でパフォーマーに便乗してダンスする人もいる。何人か、「USA !ダンス」( DA PUMPの元はこれか!笑)をしていた笑私の頭の中では完全にISSAの声で再生された。

◉NationalGeographicEncounter- OceanOdyssey
ナショジオが作ったということで結構楽しみにしていたデジタル水族館。映像を主体とした空間体験型展示。案内人がずっと解説しながら誘ってくれる。この案内人のスタッフが普通のお兄さんなので、ここは演出しないんかい!というツッコミは一応入れておく。映像はCGが多く、やはり体験展示には、自然映像そのまま使えないジレンマがある。その辺りはいつも難しいなあと思っている。一番魅力的なのはやはり実写なのだけれど、そう想定のように撮れるものではないので…….ナショジオでもそうなんだなあ。音がかなりリッチにできているのは効果があったと思う、スピーカーもかなりいろんなところに仕込んであって音の指向性もしっかりしていた。深海の暗闇で音のみで体験というコーナーが一番リアリティがあるように感じた。キネクトを使ってモニターの前でアクションするアトラクションもあったが、モニター然とすると急に微妙。。。立体造形との合わせ技など使っているけれど全体的に立体物のクオリティは少々チープな感じがあるのが残念。3D×曲面大画面曲面もあって、音の指向性しかり、みんなが手を出してるところだなと思った。これはなかなか迫力あり。最後には自然保護の話のゾーンもあり、しっかりブランディングしているなという印象。日曜の夜だからか、人はまばらだった。去年MOVE生きものになれる展をやったので、展示を見ながら、今できる技術と予算の中で、作り手が工夫して悩みながらつくっていたんだろうなと、勝手に共感した。

◉今日の〆は、超B級!Ripley's Believe It or Not!
入り口からすでに溢れ出るB級感。ここまでふりきれてると逆にバカバカしくていい。探検家リプリーさんが独断と偏見で集めたコレクション。ある意味フォトジェニックで、清々しいくらいおバカ。本人はいたって本気で集めているんだろうからそこがまたいい。でも人かと思って振り返ったら蝋人形でぎょっとしたりもして、意外と楽しめた。人間って不思議だな、なにか悩むのがアホらしくなるシュールさがあった。トイレマークまで徹底的にB級とブラックジョークを貫いており、笑うわ!展示内にも様々なゲームがあり、課金させようとしてくるところもがめつくていい。洗練された美術館はもちろんいいけど、一日の終わりの息抜きにはGOODだった。深夜のタイムズスクエアをブレードランナーぽいなあなどと横目に見つつ帰宅。今日は地下鉄を間違えなかったので、昨日より一つ賢くなった。(謎の満足感)

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