知識と経験から作られた、「私の当たり前」を知る方法
「所詮大学生なんだから。今までの知識と経験しかないんだよ。」
就活中、父に相談した時に言われた言葉。
自分の強みは何なのか。
自分はどんな人間なのか。
自分で理解するとともに、初対面の人に伝えるには、どうしたらいいのか…。
そんな時に、こんな言葉。
そして、「マインドマップを書いてみたら?」と。
私のマインドマップ
当たり前なことの中に、自分の強みはある
このマインドマップを作成したとき、赤の四角になっている「身についた力・価値観」を書くことが特に難しかった。
なぜなら、すでに身についた力・価値観は、私の「当たり前」だからである。
「相手の立場で考え、行動できる」は普通?強み?
子供を対象としたボランティア活動では、いつも、「子供達が来週も来たい!」と思える場所を作りたいと思っていた。
塾のバイトでは、「勉強をする塾が嫌な場所にならないようにしたい!」と思って、生徒さんと関わった。
まず、相手に興味を持って知ろうとする。
そのために、「好きなことは何?」「家で何やってるの?」「どんなゲームが好きなの?」…。
ただ、「この人は自分に興味を持ってくれている!」「また、話がしたい!」と思ってもらいたかった。
だから、相手自身を、相手の好きなことを、尊重することは私にとって普通だった。
(もちろん、知らないゲームの話や野球選手の話は質問に困ったけど…笑)
「初めて参加する子供の心を掴むのがうまいね!」
ボランティアでも塾のバイトでも、そう言われたことがある。
年も違う、興味のあることも違う子供に合わせて話をすることは、なかなか難しい。
当たり前にやっていた私の心がけと行動は、誰にでも出来ることではなかったのだと知った。
行動力があるように見えるらしい…。
私が、noteを書いていることを知っている友達には、
「行動力があるよね!」
と言われたことがある。
私は、自分に行動力があるのかは、正直わからない。
新しいことをやる時、「やってみなよ!」って、誰かに背中を押して欲しくなる。
だけど、他の人より、好奇心と継続力は高いと思う。
「自分にはできない」ではなくて、「やってみたい!」と思える。
最初は誰の目に触れることがなくても、「とりあえず続けてみよう」と思える。
自分にとっては当たり前の考え方。
だからこそ、言ってもらえた言葉で発見したり、嬉しくなったりする。
自分を見つめ直すということ
就活では、「自己分析」という言葉をよく耳にする。
でも、そんな堅苦しい言葉じゃなくて、「自分を見つめた直す」ことをすればいいのだと思う。
何を学んできた?どんな知識がある?
何を経験してきた?
そこから身についた力は何?自分に形成された価値観は?
自分自身に問いかけて、自分を客観的に見つめ直す。
そうすれば、きっと、自分の強みに気がつき、少しでも自分を誇りに思えるはず…!
私は、「私の当たり前」が、過去の知識と経験から作られていることを知って、嬉しくなった。
「今までの選択と行動は、意味あるものだった」、と少し思えた瞬間だった。
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