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レジリエンス~「コロナ疲れ」を感じている方々へ~

皆さん、「コロナ疲れ」を感じていませんか?

自分や家族、周りの人が感染しているのではないか、いつになったら終息するのかといった不安。政府の対策や商売がうまくいかないことへの怒り。あるいは、友達と会って外へ遊びや食事に行くことができないことに対するストレス。

いろいろなものが積み重なって「コロナ疲れ」を感じているのではないでしょうか。

「コロナ疲れ」が引き金となって、人の命が奪われるような恐ろしい事件や、「コロナ疲れ」につけこんだ悪質な詐欺が発生したりもしています。

できるだけ早くこのストレスから抜け出したい人も多いでしょう。

さて、楽観的に思われてしまうかもしれませんが、僕は「コロナ疲れ」をほとんど感じていません

勿論、先行きの見えない未来への不安や、感染された方やその周りの方、医療従事者の役に立てないことに心を痛めたりすることもあります。しかし、総じてそれらをストレスとは感じていません。

もともと、僕はインドア派の読書好きで、家に引き籠ること自体、さほど苦ではないことも要因なのかもしれませんが、それでも先月末あたりからは、多少、疲れが出てきました。

しかし、ある2つのことをするようにしただけで、たちまちストレスが大幅に軽減されました

その2つのこととは

①30~40分程度の散歩  ②10分程度の瞑想

です!それぞれ説明していきます。

散歩について

最近は春の暖かい日が続いているので、散歩は本当に気持ちがいいです。僕もここ数週間はほぼ毎日、散歩をしています。

散歩を始めたきっかけは、情報を集めたりまとめたりしていたら、頭がパンクしそうになったからです。自分の思考をリフレッシュさせるために、散歩をし始めたのです。

これがとても功を奏して、それまで考え付かなかったようなことを考えられるようになったり、帰宅後にブログの執筆がはかどったりするようになりました。

さて、散歩をする際は、スマートフォンや音楽プレーヤー、財布などは持っていかないことをお勧めします。スマートフォンや音楽プレーヤーを持っているとついついそっちに夢中になりがちですし、トレーニングを目的としたハードなものではないので、家を出る前にコップ一杯水分を摂って行けば、途中で水を買ったりする必要もないし、お金を持っていると余計な欲が出たりしてしまうものです。これらのものは極力持たず、なるべく体一つで散歩してください

街の風景を見て、車や機械、川の流れや鳥の音を聞いてください。そうすると、自分が日ごろどれだけ、周りの風景に気を配る余裕もないほど慌ただしく生活しているのかに気づくことができます。自分はSNSで世界中の人とつながれるようになったのに、どれだけ身近な環境のことを知らないかに気づくことができます。

自分がどんな環境にいるかに気づくことは、「自分は何者か」を考えることの第一歩にもなると思います。様々な情報が錯綜する世の中で、自分がどう生きればいいかということを考えるきっかけになるかもしれません。

厳しい外出規制が行われている国でも(勿論日本でも)、適度な運動は認められていて、むしろ推奨されています。とはいえ、散歩感染の中心地や人が多く集まる場所に住んでいる人は、外に出るのが躊躇われるかもしれません。そんな人でも、次に紹介する瞑想であれば、気軽にできるでしょう。

瞑想について

僕が取り組んでいることの2つ目は「瞑想」です。僕が取り入れている瞑想法は「マインドフルネス」というものです。誰かに教わったわけではなく、ネットで調べたものを見よう見まねでやっているのだけなので、正しい方法かどうかはわかりませんが、マインドフルネス瞑想とは、ものすごく簡単に言えば、「全ての意識を呼吸に向ける瞑想法」です。

これ、意外と難しいです。やってみたらわかると思いますが、10分どころか30秒程度でさえ、呼吸に全意識を集中させることは難しいのです。すぐにいろいろな邪念が湧いてきます。しかし、僕はその邪念を無理やり排除するのではなく、それを受け入れ、再び呼吸に意識を向けることを心がけています。

これをやると、どれほど自分が自分のことを知らず、コントロールできていないかに気づきます。恐ろしいくらいに。。。

僕はこれを寝る前にやっているのですが、そうすると気持ちがとても落ち着き、寝入りが良くなって、ストレスが軽減されます。実は、瞑想を始めたのは昨年末くらいなので、今に始まったことではありませんが、今年に入ってストレスを感じることが少なくなりました。

世界で一流と呼ばれる人にも瞑想を取り入れている人は多くいます。中には、毎日数時間やる人もいます。しかし、僕は10分程度でも十分だと思います。

また、これは宗教的なものではなく、神や大宇宙と交信するものではありません。内なる自分と対話し、自分自身を見つめるものです。

最後に

今回の記事は完全に個人的な経験と意見に基づくものなので、誰しもに当て嵌まるものではありません。しかし、これだけは言わせてください。

あえて、自分を外部の情報から遮断する時間を作ることはとても大切です。

以前、僕は積極的に情報をつかみ続ける必要があると述べました。データベースをアップグレードさせるためです。しかし、逆説的になりますが、データベースをアップグレードさせるためには、外部情報を遮断する時間も必要なのです。

よかったら、実践してみてください。

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