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消しカスの捨て方

シャーペンで紙にメモをとる。
間違えた文字を書いたら、消す。

消すという行為の後には、『消しカス』が誕生する。
消しカスが生まれたら、後で捨てる必要がある。

この消しカスの捨て方は私が考えるに、3つある。

1つ目は、机の端に消しカスを集めて、手の上にのせる。
そして、そのままゴミ箱に捨てる。

1番オーソドックスな方法であると思う。

2つ目は、机から全部の消しカスを落とす。

小学生の頃、よくやってた。
どうせ、掃除の時間に掃き掃除するし、
消しカスがゴミ箱に行くタイミングが早いか遅いかである。
ゴミ箱に捨てるのと大差ない。

でも、大きくなるにつれ、自我が芽生えると、
「消しカスを床に捨てる自分」を
他人に目撃されることが恥ずかしい。

その結果、自分はやらなくなった。
やっている人が居ても、私は、責めたりしない。安心して欲しい。

3つ目は、とりあえず、消しカスを手の中に収める。
その後、歩きながら少しずつ、消しカスを落としていき、
無かったことにする。

全部まとめたなら、早く捨てろと思う人も居るかもしれない。
でも、想像してみてほしい。
この場合、「消しカスをゴミ箱に捨てるんだ」という意欲はあっても、
近くにゴミ箱がないのだ。

でも、床に落とすのは、面目ない。
成人している大人が公共の場で床に『消しカス』を落とすなんて、
あってはならない。
でも、近くにゴミ箱はない。
グーに握った手を緩めながら、少しずつ、少しずつ、落とす。
せめてもの気遣いなのだ。

もし、他にスマートな『消しカスの捨て方』があったら教えて欲しい。
『消しカス』をださないようにボールペンで書けばいい、
フリクションにすればいいなど、
もっともすぎる意見は、聞き入れない。






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