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アロマオイルとの出会い

私がアロマオイルと出会ったのは、10年程前。丁度適応障害という精神疾患を患って1年ほど経っていた頃だと思います。親戚にハーブやアロマと関わるお仕事してる方がいて、その方にペパーミントの精油を紹介してもらって使い始めたのがきっかけです。ただ、その当時は値段に対しての罪悪感(私なんかがこんな高価な物を使ってはいけない!)という思い込みがあり、しかも初めて使うアロマとどう関わればいいのかわからず結局途中でやめてしまいました。でも、あの時の出会いがあったから今に繋がっているのは間違いありません!!!

その当時の私の症状

先程も適応障害という精神疾患を患っていたと書きましたが、そな当時のことを少し書こうと思います。私は、13年務めたスーパーマーケットを辞め初めて介護施設での仕事にチャレンジしようと施設拡張に伴う人員募集に応募し試験を受け、面接をして見事合格をいただき、娘が小学に入学するタイミングで仕事をシフトしました。私以外にフレッシュな若い方たちが9名おり、1ヶ月間の研修はあまりにも楽しいものでした。私は介護員ではなく、事務として応募していたので研修後はみんなと離れて一人事務室で先輩方から仕事を分けてもらいながらの仕事。更にパソコン💻スキルゼロだったので電源の入れ方もわからず四苦八苦しながらでした。でも先輩方は丁寧にパソコン操作も事務仕事も教えてくれてありがたかったのですが、すぐに事務長に目をつけられ、いつも嫌味を言われるようになっていきました。ある日事務長が「あなたは勤務時間中に何をやっているのか不透明すぎるからもう仕事は預けない!」と言われてしまいました。でももともと自分の仕事なんて持ってなくて先輩方から言われた事をこなすだけだったのであまり困りもしませんでしたが、事務長は「今、聞いてましたよね。○○さんには今後自分の仕事を分けてあげたりしないように!」とおフレが回りました。
でもそんな中でも皆さんやはり忙しく先輩方は私に仕事を分けてくれます。そんな中、私の目の前で先輩の一人が「どうしてあの人にあなたの仕事やらせてるの!」と怒鳴られているのを見た途端心臓がバクバクしてきて怖くなってその場にいられなくなりました。その日から事務所でお昼が食べられなくなり、その数日あとから眠れなくなりました。こうして書くといかにも事務長が悪者みたいに書いてますが(そう思ってもいるけど気付きをくれた大切な方。これもいつか書こうと思います。)それ以外にも、私は家庭にも過去の自分にも沢山の問題があり、この職場での出来事が引き金になったそれだけなのです。ただ。。。
この適応障害とはかなり付き合うことになります。

次の職場

イベントの様子

適応障害を患い、休職することとなり、家の一室から出られない日々。子ども達がいたくれたので、送迎等で毎日運転していたのがせめてモノ救いでした。それ以外は人に会いたくない。自分を責めてしまうから鏡も見たくない。薬の副作用で身体も心も冷たく重たい鉛の用になっていき、出口の見えない暗闇で震えるしかありませんでした。
少し休み復活しを繰り返していたのですが、復活してすぐの頃、仕事終わりの雑談で「もう辞めてもいいや。」と先輩に愚痴った内容を施設長が聞いていて「簡単に辞めたいという人に与える仕事は無い!」と言われ、自己退職を進められました。私は未練もなく、あっさり同意し辞めました。
その三ヶ月後ひょんな事から役場の日々雇用として教育委員会の乳幼児の保護者の方の相談窓口のお仕事をすることになりました。

やはり何をしたらいいかわかりません。でも今回は先輩の仕事を引き継ぐ形だったのである程度決まった仕事がすぐいただけたのと、上司が「乳幼児担当だから子育て支援センターや保育園、幼稚園等に時々行ってみるのはいいと思うよ。」と進められました。子ども達はパワフルでキラキラしてていつも楽しそうです。その姿を見ているだけで癒やされました。でもそこでもある方に自分の気付きを思った通りに話したら「素人が口出すことではない!」と言われ、この時、はっきり線引きされ、私がやれる仕事に限界があるし、素人では言っても関わってもいけないことが多いんだな。とショックでした。
でも、少しずつ保護者の方々と仲良くさせてもらえるようになって相談も聞かせてもらえるようになり、そこからイベントを開催できるまでになりました。イベントは本当に楽しくて、参加者以上に私がワクワクして開催していました。ただ、予算がもらえない、お手伝いをしてもらえない等、私一人の負担が大きくなり、心身ともに疲弊し、この頃には過呼吸の発作も起こすようになっていました。結局、ここは3年で断念することとなりましたがここで経験させてもらったイベントの開催等は、今やってるサロンを始めるきっかけになっており、その時の保護者の方がクライアントになってくれた方もいてくれて、その時の経験とご縁には心から感謝しています。

アロマオイルを学ぶ


とても遠回りな書き方になってしまったけど、この後、私は自分の夢をはっきり見つける事になります。適応障害になった本当の理由は家庭にあることが段々自分で理解できるようになり、離婚を本気で考え始めていました。「一人で生きて行くには手に職を持ち自立しなくては!」そう思っても年齢もあって国家資格は考えにくい、取りやすい資格を検索するとマッサージ師の資格なら意外と取れそう。そう思ってまずは学ぶための資金を稼ぐために派遣登録し、工場で働き始めます。そして以前ペパーミントの精油を私に教えてくれた親戚に「マッサージの仕事をしたいと思うが何から学べばいいですか?」と質問したら「メディカルハーブの資格なら取りやすい」と教えてもらいチャレンジしました。この資格はすぐに取得でき、気を良くした私は「AEAJのアロマテラピー1級」の資格をとりすぐに「アロマテラピーアドバイザー」も取得できました。その後リンパケアの資格を取り始め今に繋がっています。
このアロマの資格を取った事が私の自信になり、更には、日常で使う殆どの基礎化粧品は手作りというアロマの香りに包まれ癒され整いケアしてもらってます。とても豊かで贅沢な学びをしたなと思うし、資格を取ったばかりの時に抱いた夢「アロマの香りに包まれて暮らしたい♡」が叶ってしまいました。
みなさんも機会があればアロマを生活に取り入れてみると楽しいですよ♬♪♩

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