見出し画像

できない事はどうするか?

発達障害の女の子のお母さんです。

娘はとっても不器用です。
定規、ハサミ、テープ、ホチキス、など道具を
使うことは、日常生活に取り入れながら練習中。

療育の課題にも取り入れています。
娘への特別プログラムとして、
便箋、封筒、メモ帳を作り、完成したら実際に
使う
という、お楽しみ部分も使ってくださり、
長期のお休みにはこのガタガタの完成品で、
お手紙を出します。

学校では、作業学習の中にこれらの苦手なことが出てきます。真面目な娘は頑張ります。
ところが先日は、どうしても上手くいかず、
自分から先生に
「できないので、他のことをしたい
と申し出たとのこと。
先生は、「相談してくれてありがとう
と別の作業を与えてくれました。

このやり取りを知り、
私なら、、
⚫︎無理にやらせて、できてないことを責めた。
⚫︎相談してくれたね、と受け止めなかった。

そして、強く思ったのは、、
⚫︎これが身につけて欲しいコミュニケーション
こんなことを思いました。

出来そうにないから、失敗したくないから、と
最初からやらないのとは違います。
以前ならやらなかったでしょう。。

チャレンジしたこと、
自分でできないと判断したこと、
他のことならできると思ったこと、
何より申し出たこと、
素晴らしいと思います!

回数重ねてできるようになることもある。
失敗の経験も生かせる。
得意不得意を自分で知る。
でも、作業学習の中で本当に学んでほしいのは、
作業よりもコミュニケーションの部分かもしれません。(日常生活でも)
特にできない事、困った時に相談する、これは
身につけてほしいと強く思います。

お母さんは、作業学習の日に「今日は○○の作業したよ!」と報告してくるのが楽しみです。
苦手かな、、と思うけど、楽しそうに報告があります。
できても、できなくても、得るものはたくさんあるからね!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?