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雑記06┃落ち込んだ私を掬い上げる言葉

私は心配性でとても小心者だ

朝、家を出るときは忘れ物がないか不安で、3回は持ち物を確認する。

待ち合わせ時間には10分前には到着するように、電車を調べる。
それでも、「もし道に迷ったらどうしよう」と悶々とし、
結局もっと、ゆとりを持たせて20分前に着くことにできるスケジュールを探し直す。

夜、練る前には明日寝過ごさないか不安で、アラームを5個もかける。
明日のために早く布団に入り眠ろうとしても、意識が冴えて眠れない。

鮮明な意識の中で、今日一日の間に行ったやらかしの数々を布団の中で思い出す。

ああ、あのとき喋りすぎたかも?
私はもっと相手の話を聞きたくて10分も自販機の前で話したけれど、
相手は早く立ち去りたかったのかも?

全然会話の輪に入れなかったなあ。
思っていることを言うと空気読めないやつみたいになってしましそうで。
でも、一緒にいる人が「なんで一言もはなさないのにここのいるの?」という目で私を見ていた気がする。


以前の私はこんな風に感情の渦に巻き込まれて、夜の底に沈みそのままま朝まで起き上がれなかった。


しかし、ある言葉を知り、それを唱えるようになってから心が楽になった。

「Es ist gut (これでよし)」

これは、近代哲学の祖であるカントの遺言とされている。

何があっても「これでよい」のだ、思う心が、
心を和らげてくれる

また明日から色んなことがあるだろうけど

「これでよし」

この言葉を唱える。

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