~防災に付いて考える~
こんにちはからさくです!
みなさま、遅くなりましたが本年も何卒よろしくお願いします。
2024年の年明けとなりましたが、大きな自然災害や事故がありとても考えさせられる年明けとなりました。
2024年1月1日16時10分に石川県能登半島を震源としたM7.6の大地震、能登半島沖地震という大変な災害がありました。
また、その被災地への支援物資を届けるはずだった海上保安庁の航空機が、着陸してきた日航機と滑走路上で衝突、炎上という事故も発生しました。
地震や衝突事故でお亡くなりになった方々のご冥福を祈るとともに、
未だ倒壊家屋に閉じ込められている方が一日も早く家族のもとに帰れること、負傷された方が一日も早く回復すること、被災した地域の復旧作業が進み少しでも早く日常の生活に戻られることを心よりお祈り申し上げます。
今回の記事は、実際に1月1日に新潟市で震度5弱を経験し、その時にとった行動や思う事、その後に行った事を書きたいと思います。
1月1日、からさくは朝から仕事でしたが元日という事もあり、問題もなく順調に仕事が進んでいたので昼の14時過ぎに自宅へ帰りました。
(過去の記事にちょこちょこ書いていますが、からさくは運送業で管理職として努めています。)
帰宅後、娘とお昼ご飯を食べ終わって居間でテレビをみていたところ、
16時10分、石川県能登半島を震源としたM7.6の大地震が発生し、からさくが住む新潟市でも震度5弱の大きな揺れが発生しました。
最初はそんなに大きな揺れではなく「お!地震だ!いつもみたいに少しゆれて収まるかな?」なんて考えていたところ・・・携帯の緊急地震速報が鳴り響き、置いてあった写真立てや水筒などが棚から落下しかなりの大きな揺れに(◎_◎;)
揺れが収まるまで娘に覆いかぶさり、2階にいたお兄ちゃんに大丈夫かと声をかけながら揺れが収まるのを待ちました。
当日は奥さんも仕事で帰宅していなかったので、すぐに携帯で電話をかけ自宅の近くまで戻っているとの確認が出来ました。
みんなの無事が確認出来てホッとしたのも束の間、テレビの緊急放送で津波警報が発令されている!??
娘と息子に避難できるように自分たちの懐中電灯・携帯などの支度をしてもらいつつ、自分の営業所に電話を行い従業員の被害状況・倉庫内の損壊状況の確認を行ったが被害が無い事が確認出来一安心!つД`)!
津波警報が出ている為、作業を中断し敷地内で一番高い場所にある荷主さんの事務所へ全従業員避難を行っていることを確認。
そうこうしているうちに奥さんが帰宅し、お向かいさんの家族も家から出てきたのでどうするか相談し小学校へ避難をする為の準備開始!
※念のため水道を確認するが水が出ない(◎_◎;)!
どこからか水の音がするので家の前にある道に出たら数軒先のお宅の前で道路に亀裂が入り水浸し、水道管が破裂したのかと思いつつ引き続き準備へ!
※水道管の破裂ではなく液状化の為に地下水が流れ出ていたものでした。
以前用意した防災バック2つをチビ達に担いでもらい最低限の食料・飲料・ホッカイロを用意しお向かいさん家族と奥さん・子供達で小学校へ避難を開始してもらいました。
自分はというと自分の車に乗り営業所に向けて出発。
奥さんから「一緒に避難しようよ!」と言われるなか営業所の管理職・責任者として営業所の運営、従業員の安全確保を行わなくてはいけないと思う気持ちと、家族を守る為にも一緒に避難を行いたいという気持ちで本当に葛藤しました。
もし万が一にでも再度大きな余震などがあり家族に何かあったら自分を恨んでも恨み切れないと思いながら営業所へ向かいました。
同じ様な立場の方がいたとするならばその方はどう思いどう行動したのでしょうか(。´・ω・)?
今でも自分がとった行動で何が正解なのかはわかりませんが、これからもしまた大きな災害が発生するような事があればその時は自分が後悔しない選択をしっかりと出来るようにしたいと思います。
その後、幸いなことに大きな余震もなく、避難した家族ともこまめに連絡を取りつつ、翌日以降の営業所の動きや、当日の作業の目途もたったので23時過ぎに帰宅しました。
家族は自分が帰宅するよりも前に津波の影響がなさそうなため自宅へ戻りました。
帰宅後、奥さんに避難所の様子を聞いたのですが、高齢の方も多く車いすの方などは男の方などが中心となり持ち上げて小学校の3階・4階へ運んでいた事、子供用の教室にあるイスでは高さが低く避難中に座る際に大変で、折りたたみいすを持ってきている人もいたので余裕があれば持って行った方が良いなど色々な話を教えてもらいました。
その後、地震発生から数日が経ち始めて避難所へ避難を行った経験を踏まえ
今後の為にも今できる事は何があるかと考え、
■防災用品の再点検・・・「これって本当に必要?」「この量で足りる?」「この準備で対応できる?」
■自宅の中の防災対策・・・冷蔵庫倒れてきたらどうする?家の中で倒れたものや動いたものは??
など防災対策の見直しを行いました。
自宅の中の防災対策としては、冷蔵庫や背の高い家具に対して転倒防止用の突っ張り棒での固定や耐震マットが付いていない家具への設置などを行い、
防災用品の点検では、飲料水や保存食品(乾パン・ドライ米)、予備の乾電池類の期限の新しい物への入替や追加購入、(乾電池ももちろん耐用年数があります。)を行いました。
・我が家の防災用品一覧(同じ内容のリュック3つを玄関に置いてあります。)※重さは避難の妨げにならない程度にしてあります。
・食料(乾パン、ビスコ、飴玉、ドライ米)、飲料水、プラ皿、プラコップ、アルミホイル、サランラップ、割り箸・先割れスプーン、給水用ポリ袋、ゴミ袋、圧縮タオル、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、ポンチョ、アルミブランケット、厚手アルミシート、懐中電灯、予備の乾電池、軍手、ホイッスル、携帯ラジオ、布粘着テープ、筆記用具、万能ナイフ、電源タップ、充電ケーブル、ライター、生理用品、アルコール消毒液、絆創膏、ガーゼ、傷用消毒液、マスク、爪切り、刺抜き、カイロ、歯ブラシ、携帯トイレ、などです。
本当に今思う事は、『予防はしていて困る事は絶対にないです!』。
たしかにそもそも自宅にいなければ防災バックは持ち出せないですし、自宅にいて避難する際も、防災バックを手に取る余裕すらない場合もあるかもしれません。でも、もしかしたら家に戻れるタイミングがあるかもしれませんし、最低限用意したバッグを見つけられれば生き抜くために最低限必要な物が手に入ります。
また事前に、避難場所としてどこに避難をするか家族と話し合ったりしておくこともとても大切だと思います。
この記事を書きながら今後、大きな災害などが起きない事を切に願うばかりです。
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