あきすての

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生き返れメイトン

2024年2月3日、タンパに衝撃が走る。レイズがフィル・メイトンと契約したと報道。年俸は6.5M。これはチームで5番目に高い年俸で、投手に限れば2番目という超大型契約となった。 そんなメイトン投手は、どういう投手かというと、キャリアでのハードヒット率が29.8%、平均打球速度が86.2mphと、ハードヒットを抑える能力に長けていて、実際の防御率以上の内容を残している投手です。安定感抜群の成績を残してくれる!はずだった… レイズに加入してからのメイトンは、ハードヒット率37.

    • 【MLB】レイズの投手補強~突き抜けろおっさん~

      毎年ほぼ話題にならないような堅実(地味)な動きをするレイズですが、今年は大谷選手が加入した『心』のドジャースとのグラスノウとマーゴのトレードで少し話題になりました。そんなレイズの投手補強の傾向と改善のさせ方について解説していきたいと思います。 ・投手補強の傾向まず、過去3年間の投手補強についてみていきます。 各指標の簡単な解説 Zone% ストライクゾーン内に投げた率 BB% 1打席のうち四球の割合 Location+ どれだけ適切なコースに投げ込めたかを表す指標 これ

      • 未来へ繋ぐルール5エリジブル活用術

        はじめにシーズンも終盤、激しいポストシーズン争いが繰り広げられる中、そこから脱落したチームも増えてきました。しかし、そんなパワーバランスも大きく変わる季節がやってきます。そう、オフシーズンです! オフシーズンの注目ポイントとしては、ルール5ドラフトがありますよね?各チームがどのプロスペクトをプロテクトするかで頭を悩ませることでしょう。 そして、プロテクトしきれなかった選手をフル活用するレイズのトレードで獲得した選手を詳しく見ていきましょう。 チームを支える主力選手まず

        • 愛すべきレイズの新星ケビンケリー

          好調のレイズの弱点だったリリーフ陣… しかし、6月は救援防御率は2.48とリーグ1位と好成績を残す。 この好成績に大きく貢献したレイズの若き新星ケビンケリーについて解説していきたいと思います! 彼の悪かったところは、打たれるときはぽんぽんヒットを打たれて非常にむかつきます。特にむかついたのは、NYY戦で大炎上してチームが負けたときこの特徴がはっきりと表れたと思っています。 この説明だとまたこいつ雑魚投手解説してるのかよ…と思われるかもしれませんが、彼は非常に優秀な中継ぎ投

        生き返れメイトン

          コリンポシェ愛好家によるコリンポシェ解説

          開幕から絶好調のレイズに綻びが...クローザーフェアバンクスの怪我、 去年チームを支えたアダムの不調、サイドハンドスイーパー軍団 そんなチームを支えるセットアッパーコリンポシェに、ついて解説していきたいと思います。 まず彼について端的に説明すると、四球でピンチを作りヘイトを集めるサウスポーです。 なぜそこまでヘイトを集めるのか、その理由にチームの先発陣の四球の少なさにあると思います。今季レイズ先発のBB%は7.8とMLB平均の8.4を下回っているテンポの良さが魅力です。

          コリンポシェ愛好家によるコリンポシェ解説