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子連れストックホルム旅行記②〜日本食ストック・リスク管理・通信まわり・英語力〜

ストックホルムまであと少し。お盆は実家と義実家に帰省していたので、本当にあっという間だ。あれやこれやと準備は進めているが「走りながら考えている」ような状態。とりあえず、何を準備しているのか今後の備忘録も兼ねて洗い出してみる。

夫がテンション上がって買ってきた本。

1. 日本食のストック

私が海外旅行で1番楽しい!と思う瞬間は「現地の方しかいないような、ローカルな食堂などでローカルフードを食べる」ことである。

しかし、毎回外食していては食費がえらいことになってしまう。問題は5歳娘である。比較的なんでも食べる子ではあるが、さすがに毎回スウェーデンの食事では飽きてしまうだろう。

8月の初めに、旅のプロであるゆきさんとお会いした。普段はフランスに在住しているゆきさん。リアルでは初めて会うのに、まるで以前から何度も会っていたかのように話が盛り上がった。その時、初めてのストックホルム滞在についても相談させてもらった。

アドバイスをいくつかいただいたが(ありがたい)、やはりちょっとしたフリーズドライの日本食があると安心するよ、とのこと。時差ボケ・気候の違い・移動の疲れなどで、海外旅行中に体調を崩すことも多い。そういう時、ちょっとお味噌汁を飲めるだけでもほっとする。

毎回スウェーデンで食材を買って料理するのも大変だし、カップラーメンや、フリーズドライのご飯とレトルトのカレーで済ます日があってもいい。子どもがいるなら「いつもの」ふりかけや「いつもの」お菓子があるとさらに安心。

目から鱗だったアドバイスは「水のペットボトル1〜2本をスーツケースのすぐに取り出しやすい場所に入れておく」こと。

ガイドブックには「ストックホルムの水道水は基本的に飲める」とあるが、出るのはもちろん硬水。硬水に慣れていないとお腹は壊しやすいし、体が慣れるまで少し時間がかかるものなのだ。心配なら軟水のペットボトルを買えばいい話ではあるが、現地に着いてすぐに買うのも(長旅で疲れていると)ちょっと面倒なので、いつでも取り出せるところに入れておくと、ワンアクションで対応できる。

旅のプロの細やかなアイデアに、私は感心しきりだった。スウェーデンに限らず、今後海外旅行に行くときは毎回参考になるに違いない。ゆきさん、本当にありがとうございます!

2. リスク管理、クレジットカード、電子機器周りetc

実は、旅の準備は元々そんなに好きではない。(面倒くさがりなんです)

やらなきゃいけないとわかっているけど、ついつい後回しにしがちなのが「現地のネット環境」「便利アプリを入れておく」「保険やパスポートのコピーを取ってリスク管理する」などのこと。書いているだけで「あぁ…(げんなり)」という気持ちになってくる。笑

しかし、ゆきさんからも「パスポート、旅行の保険証書、クレジットカードのコピーを取っておくこと。できれば2枚ずつコピーして、パスポートの原本は持ち歩かず宿泊する施設で管理しておき、コピーを持ち歩く。もう一枚は日本に置いておく。それである程度のリスク管理になる」と教えてもらった(宿泊施設での管理は、旅先がスウェーデンのように比較的治安の良い国であるというのが前提)。

なるほど、なるほど。念には念をだ。ちなみに、スウェーデンはキャッシュレス大国。クレジットカードを使うことがほとんどで、現金の出番はかなり少ないらしい。クレジットカードの限度額も確認しておかなくては。

(ちなみに、私が使っている楽天カードなどは、海外でいきなり使用するとカード会社が「怪しい履歴」と判断して一旦使用を止めることがあるらしい。渡航の前に、渡航予定であることをカード会社に伝えておくと安心。)

また、現地で携帯を快適に使えるようにするためには、Wi-FiをレンタルするかSIMカードを購入する、どちらかの方法が一般的だと思っていた。現に、昨年台湾に行ったときは空港でポケットWi-Fiをレンタルした。

この時の台湾は珍しく寒かった(2023年12月)

しかし、今は「SIMカード」だけでなく「e-SIM」という「オンライン上でSIMカードを買う」ことができるシステムがあることを知った。SIMカードやe-SIMを買って、各携帯会社の「ギガ使い放題プラン」に入っておくという方法もあると聞いた。

台湾旅行時に借りたポケットWi-Fiは、1日に使えるギガ数が思ったより足りなかった。そして、ポケットWi-Fiとモバイルバッテリーをリュックに入れると、それだけでものすごく荷物が重くなって疲れたことを覚えている。ホテルに帰ったら、当然充電しておかないと次の日に使えないし、充電にも時間がかかった。
夫・私の携帯・モバイルバッテリーも充電したいし、コンセントの数が足りない〜という、プチ不便な思いをしたことも思い出した。

デジタルデトックスで楽しむ旅行も、五感が刺激されてとても魅力的だと思う。ただ、やはり1人で子どもを連れて、初めて訪れる外国の街を散策する時に携帯が使えないとなると、私は間違いなく困る。

今回は、出発前に「10日間で3GB利用可能プラン」といった感じのe-SIMを直前に購入することにした。スウェーデンは街中にWi-Fiがあるところも多いという。できるだけWi-Fiのあるところで通信しつつ、10日で3GBあれば十分じゃないだろうかと予想(そして、トランジットのヘルシンキでも使えるよう、スウェーデンのみではなくヨーロッパ全土で使えるプランを選択)。

コンセント問題については、スウェーデンに対応している電源タップを買うことにした。今回は、台湾の時よりも充電したいものが増えるからだ。ポケットWi-Fiはやめることにしたが、PCは2つ(夫・私)も持っていくしデジタルカメラも2つ(私・娘)。3人それぞれのイヤホンやヘッドホンもある。

あとは、旅に便利そうなアプリをダウンロードした。Google翻訳にDeepL。スウェーデンの交通網のほとんどを運営している「SL社」のアプリ。Uberも入れて支払い方法の登録もしておくといい、とどこかに書いてあったのを見て、登録。
現地のモノの値段を入れて、その場で日本円に計算してくれる「両替電卓」アプリ。やれやれ、と思うが、現地でできるだけストレス少なく動けるようにするためだ。今のうちに面倒臭いことは済ませておこう。

3. 語学モンダイ

スウェーデンの公用語はスウェーデン語だが、実際は英語を話す国民も多くいるとある(地球の歩き方参照)。スウェーデン語を今から勉強するのは無理すぎるので、とりあえず「こんにちは」「ありがとう」だけでも覚えていくことにした。

「こんにちは」=「Hej!(ヘイ!)」
「ありがとう」=「Tack!(タック!)」

めっちゃ簡単。これだけ覚えて、あとはつたない英語でなんとか乗り切ることにしよう。

しかし私の英語力は、今やゼロに近い。リスニングをする機会なんて普段全くないので、とにかく聞いて話す場所を作らねば!と某オンライン英会話のトライアルレッスン(無料)に申し込んだ(それが先月末くらい)。

超初心者コースから始めたが、なんていうかもう、英語に関する回路が枯れ切っている(笑)。実は、10年弱ほど前に一時期、趣味で英会話教室に通っていたこともあった。その頃に比べると「相手がなんて言っているか頑張って聞いて」「なんと返すか考えて」「英語にして口に出す」までのスピードが、自分でも笑ってしまいそうなくらい遅くなっていた。以前が3輪車レベルだったとしたら、今はもう赤子のずり這いレベルだ。これはやばい。

しかし、とにかく毎日少しずつでもトレーニングして、ほんの少しでも回路を繋げてやるしかない!私はできる限り、1日25分のレッスンを取るように努めた。トライアル期間が終わる頃は、なんとかハイハイくらいのレベルにはなったような気がする。

そして、トライアル期間の前日に解約することをすっかり忘れていた私は、その後1ヶ月分のレッスン料を丸々お支払いすることになったことを、実家で過ごしていたお盆の朝に布団の中で開いたメールで知り、一気に目が覚めたのだった。

(ここに記載している情報に誤りがあった場合、気づいた時点で訂正していきますので、最初の内容から変わる可能性がありますがご了承ください。もし、内容に関して「ここ間違ってるよ」「もっとこういう適切な情報あるよ」ということがありましたら、教えていただけると嬉しいです!)

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