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ふありの書斎
2024年3月17日 06:50
昨日、中学時代からお世話になった精神科医、田上先生の診察を受けました。病院の場所を転々と変えながらも、わたし達が通院できる距離内でした。新しい先生の引き継ぎのため、最後の院内はすっかり様変わりしましたが、それでも、あの場所は先生のクリニックでした。まだ引退されるにはお若いのに、でも先生には先生なりのご事情があったのだと思います。故父が、大学病院で『うつ病』と、診断を受け、紹介状を頂き、
2024年3月22日 12:56
恋人に見捨てられ、森に彷徨い込み、いつしか川の水に足を取られ、摘み取っていた花を散らし、水死するオフィーリア。恋人に見捨てられ、悪い魔女の罠にハマり、美しい声を失い、海の泡となる人魚姫。どっちもバッド・エンド。そんな美しくも狂気の影を残す『水死』の、逸話。朝の私は頭に膜を貼ったような、気持ちが沈んだ状態で目覚める。午前中の私は死んでいる。鬱病を患っている方なら、理解出来るか
2024年3月24日 09:01
もう数日で、わたしの誕生日が訪れます。思い出に残るお誕生日は無いのだけれど、まだ、少学生の時分、お友達をお家にお招きして、お誕生会を毎年開いていました。母親にたくさんご馳走を作ってね!と、お願いして、お誕生会の招待状を渡した分だけの友達の(必ず渡されるであろうプレゼント)お返しをチェックして、わくわくしながら皆が来てくれるのを待っていました。お母さんに無理させて作ってもらったご馳走は、
2024年3月26日 13:32
持病の症状の一環で、現在のわたしは、読書が出来ません。小説も、ジャンルに拘らず、児童書から、文芸に至るまで、読めません。それに加えて、漫画本も、エッセイも、トリセツすら読むことが出来ません。先日、文庫落ちした金原ひとみさんの『アンソーシャルディスタンス』も、朝井リョウさんの『正欲』も、気が散ってしまって集中できず、1行読むのですら辛いのです。本当は、読書大好きだから、気持ち的には、
2024年3月30日 06:59
昔から、雨の日は何故か憂鬱だった。空もくすんだ灰色で、ポツ…ポツ…と雨雫が窓に音を立てる、その音ですら心が暗く、わたしという人間が汚されているような感覚に陥った。もっと大袈裟に言えば、世界が雨に汚されていた。雨の日は嫌い。出来るだけ外出しないで、止むのを待とう。けれど、それはつい以前の感覚。今、雨が降ると、何故か、憂鬱にはならず、汚されていくような感覚にもならず、ただ、自