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ライドシェアが盛り上がる中、タクシードライバーの実態は知っておいて損はない!【読書感想文】

ライドシェアが盛り上がりを見せている。

よっしゃ!ワシも一花咲かせるで!

と思った方、ぜひこの本を一度読んてみていただきたい。



あらすじ

50歳で失業、以降15年間にわたってタクシードライバーとして勤務した著者による、怒りと悲哀と笑いの録。

「おい、どこ行くんだ!」
後部座席のお客が大声で怒鳴る。私は思わず急ブレーキを踏んでいた。
「すみません。お話し中だったものですから」私は詫びた。
「しょうがねえなあ。八重洲と言っただろ?」
「まだこのあたりに詳しくないもので……」
「チッ」 30前後と思われるお客はあからさまに舌打ちをした。(「はじめに」より)

すべて実話の生々しさ。

読んだ感想


面白かった~。
タクシードライバーの方1人で書いたのか?文章うまいなー。
哀愁ある。

んで、考えさせられる。
65歳でおひとり様になるイメージが湧いてくる。


気軽にライドシェアに飛びついてしまうのもいかがなもんかと思われる。
タクシードライバーの方々にリスペクト払わないとな。

すべて実話の生々しさがよい。
タクシードライバーにとってはこんな客が「おいしい」のかとも、勉強になった。


タクシードライバーもピンキリだし、客もピンキリ。
客商売ってホント大変だなと実体験を垣間見ることができる本。

特に印象に残ったのは母の最期。
泣いた。
タクシードライバーも一人の人間なんだな。

「人は背負っているものがあると、そのために自分の限界以上の力が湧いてくるのだと言う。私が背負ったものの一番は母だった。心身ともにへとへとになって帰宅しても、仕事で良かったことだけを話して、気楽でやっているようにふるまった。母がいなければ15年のあいだ、タクシードライバーを務められなかった」

まとめ

この本の筆者は家業の倒産を機に、タクシードライバーの道に進んだ。

この本は筆者の15年のタクシードライバーとしての歩みの中で接してきたお客さんとのエピソードで満ちている。

どんな職業も大変なんだと思わされた。


今の仕事クビになったらタクシードライバーでもやるか~!とぼんやり考えていた自分が恥ずかしい。


ライドシェアが盛り上がりを見せている今こそオススメ出来る本です。


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