仕事をしながら治療して、ようやくうつ病が治った1

前回記事を書いてから半年以上経ちましたがようやく記事を書こうという気になりました。
結果的に1年半かかりましたが、抗うつ剤を飲み続けていい形で体調が整えられてきました。お医者さんからも薬がなくてもOKの許可が出て、ようやく薬がなくても症状が出なくなり、今はとくに何にも治療薬は使っていない状態です。
人によって治療期間も様々で、治療薬もいろいろありますが、それがこの病気のやっかいなところであるかと思います。症状が出てからしばらくはトンネルの中をさまよっているようで、薬を飲んで1日たっても特にうつ病の症状が劇的によくなるわけでもなく、もんもんとした日々を送ってました。
2021年6月ぐらいから1年ぐらい抗うつ薬を飲み続けて、仕事がなんとか人並みにはできる状態になってきて2022年5月あたりに減薬のOKをお医者さんからもらって減薬しはじめて、それでもいつ治るんだろうという不安に駆られながら日々を過ごして、薬が抜けたのが2022年11月ぐらいでした。減薬期間も半年ぐらいはかかりました。長かったな~と思いますが人によってはもっと長くかかっている人もいるわけでちょっと怒られるかもしれませんが、でも、自分にとっては、とっても長く感じた治療期間でした。

うつ病の治癒によさそうな事柄を書いてみますと、

  • 平日は決まった時間の起きて朝20分から30分散歩をする

  • 自分は在宅ワークが中心だったので昼休みに近所を30分ほど散歩してからお昼ご飯を食べる

  • セロトニンのもとになる栄養素があるバナナを毎日食べる

  • 在宅ワークでも一人で仕事を抱え込まないように常にチームを意識して仕事を進める

  • 仕事が終わったら近所のスポーツセンターで数十分ランニングをする

  • 土日は休みだったので病気がよくなってからは近所の社会活動に復帰する(自分の場合は近所のお父さんたちとソフトボールです)

こんなことをいろいろ頑張りすぎずにやっていたな、と思います。もちろん人それぞれの症状に応じた過ごし方になると思うので、現時点で難しいと思われることは無理してやる必要もないのかな、と思ってます。

アルコールに関してですが知人の結婚式が秋ごろにあったので、実は夏ごろから週1回試しにビールを飲み始めてました。お医者さんには正式にはまだ駄目だよ、と言われてましたが、それぐらいならいいか、という半分非公式な承認状態で飲んでいた形です。今もアルコールは週1回土曜日のよるあたりに奥さんと500mlの缶ビールを分けて飲んでいます。それ以外の日は飲んでないです。どの本を読んでもアルコールとうつ病は関係がよくないみたいで禁酒が治療の1つということです。
調子がよくなった今も昔みたいにガンガンお酒を飲むことはもうやめようと思ってますが、もう少し飲んでも大丈夫かな~という気持ちもあり、これからの自分の生活の課題の1つです。

とくかく患うとやっかいな病気であることは身をもってわかりました。一番ひどいときは在宅ワーク中に不安に駆られて公共機関のいのちの電話に電話して話を聞いてもらったりしてました。それから比べると、あーだいぶよくなったんだな、と今はしみじみと感じてます。今後は再発を防ぐように日常生活を見つめ直していきたいと思います。
あとは時期によって症状や気持ちが若干変わったりしているので今後はそのあたりを整理した記事が書ければいいなとも思ってます。

PS. 家族とは、仕事とは、親とは、子供とは、それぞれどんな存在で、どんな思いで関わっていけばいいのか、大切なものは何か、など小説を通して考えるきっかけになればいいと思い描いてみました。
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予定 第2話(仮題ーサービスの転機と孤独の戦い)

予定 第3話(仮題ー異変)

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