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ファンだから遠くから見ていたい(エッセイ)

日本の経済をガンガンと回しているもの。それは、ズバリ「オタ活」。好きなもの、好きな人。応援する事。コロナ禍になってから一気にグイーンと、その勢力を拡大したように思う。

私にも、熱中!一点集中!!………と思う程の熱はないが、応援している人は沢山いる。そんな応援している推しは、年々どんどん年下になっていることに悲しさを感じながら、推している。

そんな推し活で大多数の人が思うのが、本人に会いたいっ!!という感情ではないだろうか。コンサートに行きたい。試合を観戦に行きたい。ファンと推しとの触れ合いイベントに行きたい。etc……
自分の推しとの対面を望むようになるのではないだろうか。……………けれど、私はそんな人達とは少し違っていて、私はというと推しとの対面を望んでいないのだ。
えっ!そうなのっ!何で?
と驚かれびっくりされそうだが、私はとにかく恥ずかしさが付き纏う性格なので、推しの方と対面しようものなら声なんか干からびてしまう。頭が真っ白になって会話なんて成立しなさそうだなと思っているし、何だが邪魔をしたくないなと勝手に思ってしまい、自分から声をかけてサインを書いて貰ったりが出来ない。迷惑になりたくない。色々な事を考えて進めない私。
だから私は、私が応援している推しを、すこーし遠い距離から見ていたい。
遠い距離から応援し続けたい。

でも、ガンガン推しに話に行ける人が羨ましくもある。
けれど、取り敢えず今の私は、「遠くから見る」第一なのだ。

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