私の道覚えスタイル(エッセイ)
『…道路の名前言われても……わからんっ!』
免許更新に行った時の事。
私の住んでいる地域で、よく事故が起こる場所の事について免許センターの人が説明をしていた時の事だった。
「国道〇〇号と、〇〇道路の合わさる所、そこが〜〜」
道の名前を言いながら、簡単に説明してくれる免許センターの人。
けれど、話を聞きながら私が思っていた事は「そう言われても…………わかりませんっ!」だった。
それで、冒頭の言葉である。
見た目には、成る程〜なんて顔をしながら、心の中の私は「えっ?何処?」と、頭の中の地図を広げる始末。
大体の場所は分かるものの、ピンポイントでその場所を浮かべる事は出来なかった。
理由は明白で、私の道の覚え方が、道路の名前で覚える覚え方じゃないからだ。
私の道の覚え方は、道路の名前じゃなく、建物や公園、お店の名前を覚えたり、風景として記憶をして道を覚えていくスタイル。
なんて言いながら、スタイルと言える程カッコイイものではないけれど(笑)
けれど、そうやって記憶して道を思い出し、ルートを頭の中で考えていて、途中で「あれ?」って思っても、どれか1つでも分かる建物などがあれば、「あ!あそこね!」と、私はまた道を思い出せる。
(それでも駄目な時はあるけれど💦)
どうして、こういう道の覚え方のスタイルを自分の中で確立したのだろう。
自分でもよく覚えていないが、いつの間にかこういう道覚えスタイルになり、そして少しずつ自分の体の中で固まっていき確立されていったのだと思う。
でも、ちゃんと道路の名前や町名を覚えている方が、道を教えたり教えられたりするのに便利だよな〜。
ま。いいや(笑)
今は、これで不自由な事はないから。
まだ、このスタイルで良いのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?