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服の色を見て安心する日(エッセイ)

世の中には色んな色の服がある。
明るい色が好きな人もいれば、落ちついた色が好きな人もいる。
私もどちらかといえば落ち着いた色合いが好きで、最近は青色を好んで着ている事が多い。ここからは、少し月経の話が混ざってくるので苦手な方はここで閉じて頂けたらと思います。

 私は、暗い色合いを着ていて良かったと思う事がたまにある。その理由はお察しの通り、月経と関係している。私は月経になる約2週間くらい前から基礎体温、というものを測り始める。本当は毎日測らなければいけないのだろうが、面倒くささや忘れてしまう事もあるため、私は横着して2週間前から測り始める。だんだんと体温が上がっていき、ある日トンッと下がる時が来る。この時が月経が来ますよ、のサインになる。それを確認した私は、生理用品を身につけるのだが、たまに失敗してしまう時もある。そんな時は下着とか服に経血が漏れてしまわないか、とても不安になる。
こんな時、取り敢えず暗い色の服を着ていれば万が一漏れてしまっていても、明るい服よりは目立たない為、まだ安心。けれど、もし明るい服を着ていたらヒヤヒヤしっぱなしで、正直、生きた心地がしない。そんな事を気にしなくても良いように、準備を怠らなければ良いのだろうが、どうしても失敗してしまうときはある。

だから私は、月経のサインが来ると出来る限り暗い服を選ぶ。そして、万が一失敗してしまった時でも少し安心出来る自分の服の好みに花丸を贈る。
何と面倒なことなのか…。けれど、仕方のない事。贅沢は言えない。

でも、取り敢えずは暗い服、グッジョブ!!

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