見出し画像

手を見せただけで自分の証が伝わる。なんて素敵なんだろうと思う(エッセイ)

よく、職人の手、投手の手、お母さんの手、料理人の手など、色々な〇〇の手、と呼ばれるものがあるが、私はその「〇〇の手」と言ってもらえる手を持ってる人を羨ましく思う。

…何と言うか、題名にも書いたが手を見るだけでその人の生きてきた証、みたいなものが何も話さなくても伝わることに、なんだか特別な思いを自分で思っている様だ。

握手しただけで、手を見ただけで、たったそれだけのことなのに、その人の年輪や日々の営みが分かる。
他の人に
わかってもらえる。
伝わる。
本当に素敵なことだと思う。

もし、このnoteにたまたま出会って下さった方の中でお仕事や日々の暮らしで手が荒れやすかったり、傷が付いていたり、人の数だけ自分の手に抱くコンプレックスがあるのかもしれないと思うが、どうか卑下せず、この手は自分の証の手、そんな風に思って欲しいと勝手に思っている。

誰もが綺麗で、スッとした手に憧れる。
少なくても私はそう。

けれど、本当は、出来るなら、
自分の手を誇ってみたいし、誇って欲しいと思う。


そんな事を一人思う、私なのだった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?