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私、慣れるまでどれくらい?(エッセイ)

私は今、ずっと読みたかった時代物の小説を読んでいる。

もともと新聞で話題と紹介されていた作品。そして、その作品の表紙を飾っているのが私の好きな漫画家さんのイラストだった為、惹かれたというのもある。

新聞に乗っていたあらすじも私好み。これは読んでみたい!と思っていたものの中々手が伸びず、遂に最近になって読み始めたのだ。けれど、時代物の小説を読むのはほぼ初めてに近く、私は今、中々読むのに苦労をしている。

まず、言葉遣いが読み慣れない。今の言葉ではない昔の言葉だったりするため、慣れた言葉の文字を追う目が、時々、ピタんと止まる事がある。その度に私は丁寧に文字をゆっくり目で追いながら読んでいく。また、今ではカタカナで表記されているものも漢字が使われ、そこにルビがふられているので、これはこういう漢字なんだ〜と勉強にもなる。

そんなこんな、所々分からない言葉があればメモリつつ、どんどん読み勧めていく私。読み方に苦労をしながらも、その小説の話にどっぷりと浸かっていく。

こんなにも夢中になって小説を読んだのは学生の時以来かもしれない。
それほど、私は夢中になりながら、読み進めていくのだった。

追伸★
単行本の作品だったのですが、我ながら最短4日で読了出来ました。
後味残る、余韻の残る読後感でした。

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