見出し画像

第10節 VSベガルタ仙台(A) 

4月13日(土)に開催されたJ2リーグ第10節。
ベガルタ仙台 VS モンテディオ山形の一戦。

今節も試合を振り返るとともに、スタメン出場した安部選手に、
試合後のインタビューをしました。


■スターティングメンバー

●モンテディオ山形(※敬称略)
GK:後藤(雅)
DF:山田、安部、西村、熊本
MF:高江、南、國分
FW:氣田、高橋、イサカ

スターティングメンバー 4-2-1-3
前節から4名のメンバー変更

■結果

ベガルタ仙台 2-0 モンテディオ山形
・得点者
仙台:相良(前半10分)、菅田(前半38分)
山形:無し

■マッチレポート

今季初めてとなった「みちのくダービー」、2試合勝ちのない仙台がホームに山形を迎えた一戦。両チームサポーターが多数押し寄せ、声援が鳴り響く中で行われた。

試合立ち上がりは、山形が攻め込むシーンが続くも、氣田・山田・イサカのシュートは、仙台DFの気迫のブロックに阻まれる。激しい試合展開の中、仙台がハイプレスで徐々に圧を掛けていくと、前半10分、山形陣内でボールを奪った中山から相良にボールが渡ると、狙い澄まされたコントロールシュートがネットを揺らし、先制に成功。好調の相良が今季4得点目をあげた。
山形も仙台のプレスを交わしながら、チャンスメイクをしていくが、ラストパスが嚙み合わず、なかなか決定機を演出できない。すると前半38分、この試合、再三脅威となっていたロングスルーの流れから、こぼれ球に反応した長澤がクロスを上げ、菅田が頭で流し込み、前半のうちに点差を2点に広げる。前半はそのままスコアが動くことなく、ハーフタイムを迎える。

後半、先にチャンスが訪れたのは山形。51分、右サイドで國分がボールを受けると、アーリークロスを高橋へ送るも、ミートし切れず枠を捕らえることができない。山形はさらに氣田、イサカを中心に攻撃を加速させていくも、仙台の身体を張った守備を前にシュートまで運ぶことができない。
両チーム、選手を交代しながら試合を展開していくが、ゴールが生まれないまま、時間だけが過ぎていく。79分には、イサカのクロスを逆サイドの川井がダイレクトで折り返すと、中で高橋が頭で合わせるも、GK林がキャッチ。
80分以降も山形の攻撃が続くが、最後まで仙台の牙城を崩すことができず、このまま0-2で試合終了。ホーム仙台が、前半の2点を守り切り、みちのくダービー1stlegを制した。

終わってみれば、試合は0-2。またしてもアウェーで0-2の敗戦となった。シーズン序盤こそ、アウェー連戦の中で逆転勝利はあったが、横浜FC戦以降、勝利が無いだけなく、得点が奪えていない状況が続いている。ここから上位に食い込んでいくためには、ホームだけでなくアウェーでの勝利が必須となる。次節はホームに戻り、9位愛媛との一戦。このダービーでの敗戦を、次節どのように活かしていけるのか、注目していきたい。

(ライター:太田隼矢)

■インタビュー

・みちのくダービーは、0-2の敗戦と悔しい結果になりました。まずは試合を振り返ってみていかがでしょうか?
結果的には悔しい結果になりましたし、前半の2失点が重くのしかかったかと思ってます。内容的にはそこまで悪くなったと思ってますけど、失点を抑えるための工夫はもっと必要かなと感じました。

・後半は逆転に向けて、チームとしてどういった狙いを持って入っていったのでしょうか?
試合の中で焦れないこと、自分達がやろうとしていることが間違っていないということは、チームの中でも明確にできていました。そういった部分をもう一度徹底すること、両サイドに揺さぶって相手を動かすこと、潤滑にビルドアップしていくことを重点的に話し合い、後半に入っていきました。

・次節、ホーム愛媛戦に向けての意気込みをお願いします。
今積み上げているものをもう一度見つめ直すことからスタートして、あまり囚われ過ぎず、しっかりと全員で確認していきたいと思います。また敵地での戦い方は、もっと上手くなっていくべきだと思ってます。ここでの底力が山形にとっては大事になると思いますし、仙台相手に負けたということを自分達の反省材料にしつつも、どれだけ次節に向けて切り替えていけるかだと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?