見出し画像

めがねめがね

先日ついに老眼鏡を作った。
1~2年ぐらい前から文庫本やコミックの文字が読めなくなっていた。
スマホはバックライトのおかげか、まだハッキリ読めたのでkindle本ばかり読んでいた。
最近はそれも難しくなったので100均で老眼鏡を買ってみた。

見える!見えるぞ!

字が読めるだけでなくスマホの画面がやたらとクリアーで、何?どゆこと?と思ったけど、要は目が霞んで字だけじゃなくて映像も見えにくくなってたことに初めて気付いた。

ただ100均メガネはフレームの締め付けがキツくてすぐに頭が痛くなるので、自分に合ったモノを眼鏡屋さんで作ることにした。
何年も眼科に行ってなかったなので、ついでに目の検査をして老眼鏡の処方箋を出してもらった。
目に異常は無かった。
視力は落ちていた。
会社を畳んだのが4年前で健康診断は5年前が最後だ。
その時は両目1.5だったのに今回は1.2/1.0になっていた。
医学的には全然問題ない数字だけど、やっぱり老いたなという気がして少し寂しい。

まあでもメガネという科学の力を使えば問題なく生活できる。
kindleも読めるし、ネトフリやYouTubeは高画質で鑑賞できる(笑)

うつ病の薬も同じだ。
残念ながら向精神薬は疾患を治す薬ではなく、症状を抑える薬でしかないけれど、それで一定のQOLが保障されているので問題ないと僕は考えている。

使えるものは使ってなるべく楽に生きていこう。
認知症と診断されている老人のうちの何割かは、実は認知症ではなくうつ病だという記事をどこかで読んだ。
うつ病も脳機能の低下が原因なので、歳を食えばそういうことも起こりうると思う。
自分の年齢から考えると少し早いけど、老化も原因の一つと思えばうつ病であることも受容できる。
寛解を目指す人のことは応援するけれど、自分は今のところ、のらりくらり症状とうまく付き合っていく方を選んでいる。
それで生活できているし、寛解を目指すのは僕の場合、多分肩肘張って自分を追い詰めてしまうと思うから。

これからは如何に力を抜いて生きていくか。
そこに焦点を合わせていきたいところだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?