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人混み嫌い

土曜日、久しぶりに晴れたので山登りに行った。1週間近く天候不順だと気象病のダメージも日に日に溜まっていってて、体調はあまりよろしくなかったのだけど、だからこそ自然の空気を吸って元気になろうと思った。

で、芦屋のロックガーデンからの登山ルートを選んだのだけど、とても人気のあるルートで登山客が沢山いた。多いのは分かってた。ただ、どれくらいなんだろうという興味もあった。
実際登り始めてみると、道を譲ったり譲られたり、自分の前を進む人のペースに合わせなければならなかったりで、平日のようにマイペースで歩くのが難しかった。

そのルートからは途中で外れる計画を立てていて、人がいなくなった時は心底ホッとした。
1人で自然と向き合い、ついでに自分と向き合う。そういうのが自分には一番向いていると改めて感じた。

同じようにソロで登ってる人と意気投合することはあるけれど、登山サークルなんかに入ろうとは思わない。
1人を好む人とは気が合うけれど、みんなでワイワイするのが好きな人とは合わない。
スケートも個人競技でマイペースの人が多かったのでリンクの居心地は良かった。疲れたら休憩中の仲間と喋り、回復したら各々勝手に滑り始める。そういう距離感が好きだった。

山の場合は社会から離れて自然を楽しみに行ってるので、輪をかけて人間はいらないという気持ちが強くなる。
山で仲良くできるのは道中で出会うソロの人と、あとは嫁さんくらいかな。
自分の快不快はとても大事。今回、山でのそれが知れたことは収穫だったと思う。

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