鈴木敏夫とジブリ展@横須賀美術館
会期終了間際に駆け込んだ、ジブリ展の感想です。少しでも雰囲気が伝われば嬉しいです。
気楽にどうぞ。
基本情報
展覧会:鈴木敏夫とジブリ展
ファンと名乗るにはおこがましいけど、ジブリの名前に惹かれて訪問。
展覧会公式サイトこちらから。
会場:横須賀美術館
お気に入りの美術館のひとつ。
体感では、過去イチ来場者が多かったです。
さすがジブリパワー。
美術館の公式サイトはこちら。
会期:2024年3月20日~6月18日
会費:大人¥2,000
ローソンチケットで時間指定券を事前購入。
ジブリ関連チケットはローソンで発券するの、定番ですね(そしてローソン探しで焦るまでがお約束)。
感想
ジブリパワー恐るべし
会場の横須賀美術館へ交通機関で向かうには、最寄り駅からバスで約10分かかります。
で、バス停の行列が私が知るかぎり一番長かった。次のバスになるか微妙な感じだったところ、ギリギリで乗り込んでほっと一息。
若干アクセスが不便だからか、来場者がさほど多くない印象の美術館(スミマセン、私はめっちゃ好きです!)で、体感では過去イチの人出でした。
ジブリのネームバリュー、集客力を感じます。
鈴木敏夫さんとは?
言わずと知れたスタジオジブリの名物プロデューサー。私の中の印象は、『クセ強な天才たち(注:宮崎駿氏と高畑勲氏)を御す、凄いおじ様』。
展覧会では鈴木氏の生い立ちからジブリ創設、手掛けた仕事まで幅広く展示されていました。
ジブリライトファンの私にとって初めて知ることばかりで、各キャプションを大変興味深く読みました。
一番驚いたのが、鈴木氏がイラストも文字デザインもこなす多才な方だということ。個人的に、この展覧会での一番の収穫でした。
映画のタイトル文字も手掛けられているそうで、製作過程が展示されていました。
(ところで、レタリングって当たり線的な物なしに描けるものなのでしょうか?中学の美術の授業でやたらとレタリングを練習したんですが、当たり線なしでは手も足も出なかったような…。鈴木氏の文字デザインにはそういった補助線が無かったので、気になった次第です。)
あと、エンタメを創造する人はエンタメに触れる量が一般人とは桁違いですね。本棚やDVDコレクションの一部が(再現)展示されてて、量に圧倒されました。
来場者へのサービス
会場へ入った途端『千と千尋の神隠し』のような世界が広がっていて、ワクワクが止まりませんでした。鈴木氏の視点で携わった仕事が時系列に展示されているので、徳間書店や関連アニメ、アニメージュ、ジブリの歴史を辿ることができます。私のようなニワカから、ガチヲタまでカバーする内容だったと思います。
ジブリ映画の世界に入り込んだような撮影ブースは、どこも大盛況でした。
個人的に面白かったのが、湯婆婆と銭婆婆のおみくじ。
口の中の札を選び、書いてある番号のおみくじを貰う方式。
私が引いたのは…
おみくじ結果は、引きが強かったということで…。大凶の確率ってどれくらいなんでしょうか?おみくじの種類を確認し忘れたのが悔やまれます。同行者や周りに聞いたところ、大凶って見たことない、と珍しがられました。
メッセージが前向き(?)なので、お仕事頑張ります!
あ、グッズコーナーも大盛況で、うっかりいろいろ買ってしまいそうに。トカゲのチョコレート、めっちゃ気になりました。
まとめ
危うくランチ難民になりかけましたが、展覧会ではよい時間を過ごせました。やっぱりジブリって良いですね!
美術館の周りには色とりどりの紫陽花が植わっています。訪問したのが6月中旬で、見頃の紫陽花が楽しめ、お得な気分になりました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
了
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