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細田善則 埼玉県議会議員(学生部インタビュー企画#1)

埼玉自民党学生部としての初のインタビュー企画
第一回目は自民党青年局中央常任委員会副議長・埼玉県連青年局長
の細田善則県議会議員に話を聞いた。



目次

  1. 政治家を志したきっかけ

  2. いま最も取り組んでいる事

  3. アメリカに留学したきっかけ

  4. 恩師であるフィッツシモンズ先生に関し

  5. 今まで挑戦した中で最もハードルが高かった事

  6. どの様にそのハードルを乗り越え、その経験はのちの人生にどの様な影響を及ぼしたか

  7. 政治家を志したい人へ一言

  8. 最後に青年局の今後の展望について




公設秘書、民間、そして県議会議員に

━━━政治家を志したきっかけは?

アメリカの大学院時代、新テクノロジーや統計を用いて物事を改善する事を学んでいて、その時にアメリカでは古くから自治体など定量化しづらい対象も数値でシビアに評価されていることを知った。対し日本は横並びで競争率が少ないことに違和感を感じ、政治家も政策を語る時にデータより叙情的なエピソードを基に説得する方が多いと感じていた。卒業し帰国後、山東昭子参議院議員の公設秘書を経て地元の戸田市で仕事をしながら地域に奉仕をする青年団体で活動をしていた当時31歳の時に自民党埼玉県連の県議公募があると知り、自身の理系のバックグラウンドと地域に根付いた奉仕の経験を埼玉の発展・成長に生かしたいと思い立候補をし、政治家を目指した。



統計的根拠根拠に基づいた政策立案に全力を注ぐ

―――いま最も取り組んでいることは?

今まさにEBPM(統計的根拠に基づいた政策立案)に取り組みたいと思っている。埼玉県でも私が初めて議会に取り上げてから全庁的な取り組みに拡大していき、令和4年には県の予算編成の大方針となった。令和4年度当初予算でも55億円、令和5年度でも60億円の非効率な事業の廃止、縮小につながっている。そして、これから県が新たに始める事業は全てEBPMの思想で創られていき、結果を検証できるものとなっていく。


(細田県議のHPより)


日本を離れて初めて母国に対する考えを持つ

―――アメリカ留学をしたきっかけは?

大学3年時に夏季短期留学でオハイオのケント州立大学に滞在をした。幼少期あまり海外に行った経験がなかったので、離れてみて初めて母国に対する考えを持つようになった。少し英語を話してみても日本人であるというアイデンティティは強いんだなと再認識をした。同時に世界で通用する人材とは
それぞれの国柄を尊重しあう事ができる人なのだろう。と思っていた時、キャンパスで工学部のチョードリー学長とお会いした。専攻していた品質管理分野の話をしたら、私の信頼性工学のクラスに出るべきだとオファーを頂いたので、卒業後再度渡米をして、秋セメスターから大学院生となり修了をした。



”Show me the DATA" &‟Change the rules”

―――恩師であるフィッツシモンズ先生に関して教えて頂きたいです。

大学院生となって尊敬すべきだと思ったのがフィッツシモンズ先生だった。
GE出身で、彼の名言である”Show me the DATA" (訳)そのことを 証明する有意なデータ分析結果を見せて。”Change the rules"(訳)あることが上手くいかない事は今のルールが間違っていることに起因するかもしれないから、あるべき新しいルールに変えなさい。そして変えることを厭わない事。この2つの姿勢は今でも自分の指針、プリンシパルとなっています。



2年程度で意図的に趣味を変える

―――「趣味は一つに絞らず何でも挑戦してみる」を信条にされてますが、 
    今までで1番ハードルが高かった事は?

短い人生の中で、様々な世界を体験したいという考えで、趣味は2年程度で意図的に変えている。最近だと、ロードバイク・茶道・合唱・園芸・太極拳
などに取り組んでいる。ハードルというより、これは難しいと打ちのめされたのは「釣り」だった。ボウズという丸1日釣れないことを5回連続で喰らい、大自然は人間の力では全く思うようにはいかないという事を身をもって感じた。




一世一代の大勝負というくらい真剣に向き合う

―――どのようにそのハードルを乗り越え、またその経験はのちの人生に
   どのような影響を及ぼしましたか?

もうこれは一世一代の大勝負というぐらい真剣に向き合わなければと決意し船出をした。しかし、アタリは無くあえなくタイムアップ。そこで簡単には諦めず、船長に延長戦を頼み込み、その一投目に本命のカンパチ(15㎏)を釣ることができた。政治でも、地震や水害や感染症など自然由来のインシデントに対応していかなければならない事がある。残念ながらそれらに対しては対応策しか取ることができない。しかし人間の限界を感じながらも投げ出さず懸命にものごとに向き合う姿勢をそれらの経験から学んだ気がする。



若い世代で社会を変えていく

―――政治家を志したい人へ一言

今の社会を自分より先輩に依頼するなんてカッコよくないですよね。
実は先輩方も俺たちがまだやるから頼んで来いよ。なんて思ってなくて、若い世代がこれからは任せてください!って言ってくれるのを待っています。遠慮せずに志を貫いていきましょう。その志は青年局が受け止めます!


ファーストペンギンを強く掲げ続ける

―――最後に青年局の今後の展望についてお願いします。

青年局トレードマークのファーストペンギンを掲げ続けていこうと思います。30年間日本が停滞した1つの要因に(もし失敗したらどうする。誰が責任をとるんだ。)というタラレバの慎重論が強すぎて成功の種を畑に撒きもせず死蔵してしまってきた。これは数多あった日本企業や行政の会議の中で埋もれてきてしまい、統計的データが収集できておらず根拠を示せませんでしたが、プラットフォーマーを生み出せなかったのは日本に案が無かったのではなくて育てられなかった法律・条例の制約が旧態依然のまま変えられなかった政治の責任が大きいと思う。この世界にゼロリスクはありません。集団の中からリスクとり飛び込むファーストペンギンのようになりましょう!
―――ありがとうございました!


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