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最近の流行りは、落語絵本

言葉が好きな息子氏の本のはやりの話。
昔から言語収集力が高くて本、漫画、動画で使われていた言葉をわりと精度高く、引っ張り出して自分なりに使うなぁと。

そのエピソードの一つが どこかで書いたかもですが、小学校受験の面接の時、私の回答を受けて息子が発言したときのこと。
「先ほど母が申しあげました通り、、、(前半が衝撃的すぎて後半に彼が何言ってたか全く思い出せず)」

母?申し上げました通り?先ほど?
そんな喋り方聞いたことないですけど!!
どうやら面接練習の時に、私たちが「先ほど 夫が申し上げましたとおり、、、」みたいに言っていたのを聞いて使ってみようと思っていたよう。

そんな息子氏の小さき時からの大好きな作家さんは 五味太郎さん。
我が家の本棚には五味太郎さんのエリアがあるくらいかなり好き。

最近は全10巻の言葉図鑑が改めてのお気に入り。
小さい時も眺めていたけれども 今は言葉の違いや意味が曖昧なモノ、近いしものなど 自分に引きつけながら読んでいるよう。
実はこの本、私と妹も読んだお古で 本当に長いこと活躍してくれる本です。

さて、その息子の最近の流行りが本題の落語。
まだ音だけで全てを理解できるまではいけてないけれども、音の楽しさを感じるだけでもいいので、小1の間に落語を見に行こうと話しています。

そんな息子と落語の出会いはNHKの(にほんごであそぼ」できいた「じゅげむ」。

気に入ったのだったら、きちんと読んでみようと買ったのが、川端誠さんの「じゅげむ」

3、4歳頃は音の楽しさで読み、5歳は静かに本棚で休んでいたじゅげむ。小1になり、引っ越してからせっせと図書館通いをする中で、久々に出会った落語絵本。
「めぐろのさんま」「たのきゅう」など、読んだらケタケタ。しばらく夜寝る前は落語がいい、とのことで、こちらもまたしばらく眠っていた本を引っ張り出し。(じゅげむと一緒に揃えたものの、全く見向きもされず 数年寝かされる。。。)

前面にイラストが敷かれていて、イメージしながら読める落語絵本と異なり、3-4ページに挿絵がいくつか、すこーし想像力が必要なのが、初めての落語101。しかし、入っているイラストは絶妙で、落語が絵本で少し読み方に慣れると十分かも、という世界。
101もあるとバリエーションがあって言葉あそびである、同じ音の別の漢字の聞き間違いとかはまだ少し難しい。
ただ、下の「牛ほめ」のように、与太郎が出てくる話は誰が聞いてもおかしいし、ハつぁん、熊さん、ご隠居さんの出てくる話、たとえば」子ほめ」などもやりとりが笑える。

いくつか読んでいくと、似た場面設定があったりして前にわからなかったものも聞けるようになるなど、笑いながら話の理解力が深まる面白さが落語にはあるなぁと。

与太郎は、出てくるだけで期待が高まる

ということで しばらく寝る前のケタケタを楽しもうと思います。
落語絵本は本当におすすめ!読んでいる方も楽しいです。

読んで頂き、ありがとうございました!

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