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流れ星の向こう 6話

「ご、ごめんなさい」
 リナは地面に伏せ、許しを乞う。
「静かに」
 その声を聞いた、リナは顔を上げる。
「レポ…ルト」
 シスターは何も言わない。
「レポルトでしょう?」
 シスターは依然と黙っている。
「どうして、止めたの?」
 リナは彼に縋り付く。
「ねえ、どうして…?」
「俺が…」
 ようやく、口を開いた彼は、こう言った。
「俺が、この修道院のシスターだからだ」

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