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神は人に先立たれた未亡人 蛇の誘惑で死に別れて福音で復活結婚する 神が他人と結婚

1、神が未亡人

泣き悲しめ
いいなずけに死なれて
粗布をまとうおとめのように。

ヨエル書 1章8節 新共同訳

「いいなずけ」とは、許嫁であり、結婚するのが決まった相手の事であり、自分は結婚前の婚約した状況に居る事を指す。

聖書の中で、いいなずけに先立たれた人なんて、ヨエル書の前に存在したかと思ったけど、もしかしたら神が、いいなずけである人間に先立たれたのか、と思った。
新約の福音で、信者は神と結婚する話が有るから、そこへ、つながっているのだろう。

エヴァとアダムが知恵の実を食べて死んだから、神が未亡人というのは、あり得ると言えばあり得る。
ヨエル書のこの部分を読んだ時に、何か不思議な書き方だと思った。
突然と言うか、他と毛色が違うと言うか、急に情緒的と言うか。

2、未亡人を助け
そういうわけで、今世では、余裕があるなら、未亡人をとことん大事にする生き方を求められているのだろう。
貧乏人を無条件で助けるのは、金持ちとラザロの話で判る。
貧乏人のラザロが神を信じている描写が無かったから、信者かどうかはあまり関係ない。
未亡人は、無条件で助ける対象のような気がする。
旧約聖書で未亡人と孤児が困窮している話が有るけど、その時は預言者が援助していた。
しかし、ラザロは神を信じている描写は無かったけど、未亡人が神を信じている描写が有ったかな。
ヨセフみたいに「正しい人」という描写が無いなら、未亡人が神を信じていると確定しない。
「正しい人」を探す - 聖書検索(口語訳) (kirisuto.info)
正しい人とは、律法や聖書の内容をキチンと守る人、という意味だ。
聖書の中で未亡人が「正しい人」とか、何か、神を信じている人という描写が有ったかどうか。通読5回目だけど、自身は無いけど、描写は無かったような気がする。

3、貧者と未亡人と孤児について
聖書で、貧者と未亡人と孤児を際限なく助けろと書いてある。
もしかすると、神は、この世界を創った時に、未亡人がこういう境遇になるように設定したのかな。未亡人を神自身に見立てて。
神が神を信じるって、何か変な感じがする。
ラザロの方も、貧者を神自身に見立てて、貧者を救うかどうかを見ているのか。
貧者ラザロは、守ってくれる人が居ないから、人が神を守っていないという意味合いが有るのかも。
知恵の実を盗み食いして言い付けを守らない。
信じないのは、守らないにつながるから。
貧者と未亡人と孤児を守らないのは、神を信じないにつながる。
助けるのは余裕が有ればの話だ。
ある意味、神が孤児になった。
知恵の実を盗み食いして、エヴァとアダムは、夫婦でそろって死んでしまったから、残された人は孤独になるから、孤児みたいなものだ。
そういうわけで、神は聖書に、貧者と未亡人と孤児を限りなく助けろと書いたのだろう。

4、未亡人への
神が未亡人を果てしなく助けろと言うのは、神自身が未亡人だからかも。
人が神を未亡人にしたから、人は未亡人を慰めなければならない。
婚約しているなら戦争するなとか。

旧約聖書:申命記:20章:7節
女と婚約して、まだその女をめとっていない者があれば、その人を家に帰らせなければならない。そうしなければ彼が戦いに死んだとき、ほかの人が彼女をめとるようになるであろう』。

神と今の世で結婚しないと、神は別の人と結婚するのか。
ここでいう「家」とは、天の国の事かな。
聖書に書かれている家には、普通の家の意味もあれば、天国の事を指している場合もあるかもしれない。家族の意味もある。一族の意味もあるかも。
意訳すると、「神と契約した人は、本当の意味で神を信じて家(天国)へ帰らなければならない。神を信じなければ、(信仰の)戦いで地上の命が死んだ時に、他の人が神と結婚することになるだろう。」となる。

一年は新婚で慰めろとか。

旧約聖書:申命記:24章:5節
人が新たに妻をめとった時は、戦争に出してはならない。また何の務もこれに負わせてはならない。その人は一年の間、束縛なく家にいて、そのめとった妻を慰めなければならない。

5、性別

復活の時には、めとることも嫁ぐこともなく、天使のようになるのだ。

マタイ福音書 22章30節 新共同訳

死者の中から復活するときには、めとることも嫁ぐこともなく、天使のようになるのだ。

マタイ福音書 12章25節 新共同訳

次の世に入って死者の中から復活するのにふさわしいとされた人々は、めとることも嫁ぐこともない。
この人たちは、もはや死ぬことがない。天使に等しい者であり、復活にあずかる者として、神の子だからである。

ルカ福音書 20章35節36節 新共同訳

「めとる事も嫁ぐこともない」から、性別は無くなるのだろう。
「天使に等しい者であり、復活にあずかる者として、神の子だから」とあるから、性別がどうとか言う存在ではなくなるのか。
何で最初に創った時に性別が有ったのだろう。
知恵の実を食べたから性別が出来たのか、と思ったけど、そんなわけないのか、そうなのか、判らないから保留にする。
知恵の実を食べると死ぬことになるのだから、生殖で命を繋ぐ必要があるから、知恵の実を食べると性別が出来上がるのかと思った勘違いした。

6、一夫多妻
神に性別は無いだろう。
聖書では性別をあてた方が判りやすいから、神は男で、信者は女で妻となると書いているのである。
便宜上で、神を男として、信者を女として、一夫多妻が出来るようにしてある。
そして、女である信者が何人も居ても、天国に入って結婚できるように、聖書で一夫多妻にしているのだろう。
一夫一婦制では、一人しか天国へ入れない。
みんなが天国へ入るには、一夫多妻が必要になる。
一夫多妻については、https://note.com/modern_clover307/n/nb4f1db724bb6ここで一応は論証した。
一夫一婦制では、信者全員が天国へ入れなくなり、一人しか天国へ入れない。
一夫一婦制を主張する人は、一人しか天国へ入れないようにしたいのか。

7、未亡人と天国
未亡人が天国へ入るには、信者になる必要がある。
しかし、未亡人は、この世で援助を受けるには、信者である必要性は無いのだろう。
未亡人を助ける使命は、人々に課せられているものだからだ。
余裕が有ったらの話だけど。


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