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「自分が分からない」とは?

あなたが悩みを抱えてしまった時、どこに助けを求めるでしょうか?

家族や友達、同僚など悩みを話せる相手がいたら、その人に話してみますよね。
でも、そういう相手がいないとしたら…
私のところにはそのような方が、悩みを話にいらっしゃいます。

以前にも書きましたがここに辿り着くまでに、占いや自己啓発セミナーや関連書籍、宗教に救いを求めて来た方もいます。

ものすごい大金をつぎ込んで来た方もいらっしゃいました。
けどそれなりの知識は増えるモノの肝心の悩みは解決せず、余計に問題が悪化してしまった方もいます。

何故、そのようなことになってしまったのでしょう?
そこに潜んでいる問題が「依存」です。

相手(指導者や講師など)の言う通り、本に書いてある通りのことを実践すれば、一時的に改善したように感じることもあります。

これはそれまでして来ていない「新しいこと」をすることでココロが興奮し、一時的に気持ちが上がっているからです。

けどそれはあくまでも一時的な興奮状態で継続しなければすぐにココロは元通りとなります。

そしてうまく行かなかった理由として「相手の言う通り」の事をしているだけで、うまくいかなくても「相手の責任」として自分を守ろうとします。

生きづらさを抱えて来ている方はこの「相手の言う通り」の生き方が身に付いてしまっているため、自ら考え、自ら判断し、自ら行動することが苦手なんです。

まず自分の問題の根本に何があるのか、それを知ることが大切で、問題を知り自覚することで、自分がどうなりたいのか、どうしたいのかを考えてみる。

誰かの意見を参考にするとしても、それを選び、決めるのは「自分」なんです。

その上でどこに頼るのかを決めるのも「自分」で、その結果を受け入れるのも「自分」であることも忘れず、悩みと向き合ってみてください。

頂いたサポートはカウンセリング普及活動などに使わせて頂きます