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「話す」は「放す」

今朝は冷たい雨降りで空気も冷たく、日中も陽射しが無い分寒く感じられました。

寒くなるとカラダも縮こまって、ココロも縮こまって、不安から悩みが増えて来てしまいます。
その悩みを解消出来る人と悩みを引きづってしまう人の差ってどこにあると思います?

それはその悩みを「話す」「口から外に出す」勇気があるかどうか、なんです。
ほんのちょっとの差、それだけなんですね。

誰でも悩みはあるものです。
そこに大きいとか小さいとかっていう「差」はありません。
「あの人の悩みに比べたら、私の悩みなんて…」というのをよく耳にしますけど、その考え方は自分で自分を苦しめているだけ。
誰にとってもその悩みは重く、苦しいものです。

その悩みを引きづってしまう人って、自分で何とか解決しようと努力するものの、それがうまく行かなくて余計に悩みを深くしてしまっている可能性があります。

特に自己否定感が強い人は元々の考え方が否定的ですから、一人で考えても出てくる答えは否定的なモノにしかならないんですね。

何故悩んでしまうのかと言えば、独りで考えても答えが出ないことをいつまでも一人で考えて、自分一人で何とかしようとしているからです。
同じところをぐるぐるモヤモヤしてしまうのは、そんな理由からです。

そこで誰かにその悩みを「話す」事を選択出来る勇気があるかどうか、という所が大切になって来ます。

独りで解決出来ない、答えが出せない事に誰かの助けを借りる。
これを「恥ずかしい」などと思ってしまっている人は、人目を気にする、人から好かれようとする、人から嫌われないように、ダメな自分を見せないように…

そんなことを考えてしまう人が多いんですね。
けど、悩みを話せる人というのはそういう「自分」もきちんと認めている人なんです。

ダメな自分も「今の自分」として認めて、そんな自分も周りにさらけ出せる人は、結果的に悩みも深くならないうちに、周りの力を借りて解決する事が出来るんです。

その相手は家族でも良いし、同僚でも友人でも良いんです。
もしそういう人に話せないような事であれば、その時にはカウンセリングを利用してください。

独りで抱え込まず、誰かに「話す」そして「放す」勇気を持つ
これを大事にしてください

頂いたサポートはカウンセリング普及活動などに使わせて頂きます