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哲学〜ゲーテ〜実践すること


今日はゲーテの言葉を載せようと思います。
ゲーテって哲学者??と言われると「・・・・・」となってしまいます。
ゲーテは詩人・小説家・劇作家といった肩書きが正しいようですが、哲学者の本を読んでいるとたまにゲーテの言葉を引用する場面に出くわすこともあり、非常に良い言葉が多いため私は哲学者としてくくることにしました^ ^

今日のお気に入りの言葉です。

色々研究してみたところで、結局実際に応用したものしか、頭に残らないからな

【座右のゲーテ  齋藤孝著 より】

 この言葉は著者によると、「ある事柄を勉強し、その上で応用してみたから身についた」ということではなく、「よし、これを仕事にしよう」と実際的に考えて覚えようとした時にやっとものになる、すなわち「これをやるんだという」気構えが前提になるものだそうです。
 
 学生時代に学んだことを思い返すとまさにそのとおりだな〜と実感する言葉ですね。もちろん学生時代から「今やっているこの勉強は将来やりたいこの仕事の○○という部分に役立つことだ」と日々意識しながら勉強に取り組んでいた人もいるのでしょうが、少なくとも私は「ただ卒業するために惰性で勉強する」というような状態でしたので、見事に身になっていません笑

 おそらくその方が多数派なのではないかと思いますが、そんな人間でも大人になり特定の職業につきその仕事をする上で必要な知識についてはなんだか随分すんなりと身についていくものですから、ゲーテのこの言葉のとおりですね。

 私も、昨年から税理士として業務を行っていますがその前までは国税局の査察部というあまり税法を使わない部署に所属しながら、日々税法の勉強を続けていたのですが、その時期に学んだことよりも日々お客様や社内で受ける質問等に回答するために調べた事柄についての方が圧倒的に頭に残るということを実感しています。

 査察部時代の勉強は「公務員を辞めて税理士をやるんだ」という気構えは高かったものの、実際の応用というものが乏しかったことが原因だろうと思うと、いくら気構えがあってもやはり”実践”することというのはすごく大きな意味があるようです。


 最後まで読んでいただきありがとうとざいました^ ^

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