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生きるのがうまい「並」の先生は、「断る」準備をしている。

断れば時間ができる 。
時間があればいい仕事が来た時すぐ受けられて
体力も残ってるから高いクオリティの仕事ができる。
時間が足りない時は、生活費を稼ぐ時間と
将来の投資のための時間を区別できていない時。
           先輩から聞いたアドバイス


「断ったほうがうまくいく場合もあるので断りたい。」
誰もがそう思うはずです。
でも、断るのって勇気やエネルギーもいるし
そもそも言いにくいですよね。
そこで今回は、断るために準備することを紹介します。
うまく断れないって人の役に立てばと思います。

準備1「普段からできることを多めにやっておく。」

お世話になってる人が断った場合、予想外であっても
「まあ仕方ないか、お世話になってるし。」ってぐらいで、
諦めがききますよね。
これって、人間の真理らしいです。
そこで、そういう関係を作るために、普段から少しだけ
お役立ちなことをします。
例えば、
・自分がプリント等を印刷するときに、隣のクラス分も刷る。
・自分のクラスの子どもと休憩遊ぶなら、隣のクラスの子も誘って先生には 
 ゆっくりしてもらう。
・指導書や資料などで、一般化して活用できそうなものを紹介する。
などです。

ポイントとしては、ベテランは自分がやったことに加えて
1つみんなが再現しやすいアドバイス系をいれる。
若手は自分の活動に加えて、もう少し続けて
他の人も分も負担することです。
これが逆になると、違和感を感じやすいのでご注意を。
難しいことをする必要はないので、自分の業務を少し多めにやるイメージで
みんなの信用ポイントを稼ぎましょう。
そうすると、なにか断る時に悪く言うどころか
むしろ味方になってもらえたりします。

なお、ポイントは一回断るとすごく減るので、マメにためときましょう。

準備その2「仕事を受ける際は『しょうがないなあ』って感じで受ける。」

どんなに得意なことであっても、自分から立候補してやりたい放題すると
したくない仕事を断る際に、仕事を選り好みしている感が出て
みんながいい顔をしません。
そこでどんなに得意なことややりたいことでも
仕事を受けるときは一旦困った姿勢を見せましょう。
「本当は苦手ですし、時間はかかるかもしれませんが
 皆さんが言われるならしょうがないですね。受けさせていただきます。」
といったような感じです。
そうするとまずみんなが心配して、たくさんの仕事を振らなくなります。
また、仕方なく引き受けてくれた感じになるので、
みんなの感覚では「なにか別の場面では、希望を通させてやろう」と言う
気持ちが生まれ、断るときにもこれは有効です。
ふだんから謙虚に行きましょう。

準備3「家族や自分のことを普段から話しておく」

これは特に管理職に話すと効果的で、病気や家族の介護などで
本当に断らなきゃいけない理由があるときは、
普段から話ししておきましょう。
そうしておけば、そもそも無茶な仕事は来ないし、
かりに来ても事情を言えば考慮されることが多いです。

準備4「教職員組合に加入しておく」

これはおすすめ。地域によって組合の加入率が違い一律には言えませんが、
断りたいことについて組合員が助けてくれることがあります。
また、割と大変なことを依頼する時、同じような状況なら
組合に加入してない人に依頼が行くケースも多いです。
組合費はいるんですが、割と助けてもらえることが多いのでおすすめです。

さいごに・・・
ちなみに断り方の基本ですが、
断る時は職員会議など協議で決定する前に断りましょう。
みんなで決めたことを断ると印象が大変悪いです。
また協議するような場合
大体の場合事前に打診があるはずですが、
打診が合った場合は、速やかに返事をしましょう、
念のため言っておくと打診が事前に合ったものは
かなり重要な仕事なので、できるだけ受けて
それを利用してキャリアを形成したらよいと思います。
しかし打診のないものは、数合わせか、もしくは
頼みやすい人に頼む、思いつきだったりするので、
取るに足らないことが多いので、断ってもいいと思います。

ということで「断る」準備の話をしました。
全ての仕事を断るわけにはいかないのですが
取捨選択により結果は大きく変わる世の中です。
仕事においても、自分で判断して納得のいくやり方をしましょう。


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