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上手な「並」の先生は 黒板の書き方にこだわりを持っている。

昔 黒板の書き方がとっても上手な先輩がいました。
1人は字が美しいし バランスが素晴らしいという感じの人。
もう一人の人はそんなに字が特別美しいというわけではないのですが
なぜか覚えやすい板書をされている方でした。
私は字の美しさよりも、黒板の分かりやすさの方を
大事にしていたので後の方の先輩のやり方を
真似してやってきました。
そうするとだんだんとその先輩のしたかった意図が
わかるようになったし、それからたくさんの
上手な板書をする人に出会って、板書の肝どころや
ある程度気をつけることがわかるようになりました。
今回は上手な「並」の先生になるように
そして 板書の名人になるようにそのことを
少しまとめるのでよかったらお読みください。

黒板は一方の方向から順番に書いていく

一生懸命な先生ほど良かれと思って、
子どもが分かりやすいように図やメモを足すことがあります。
また子どもの発言をそのたびに書いてしまって、
黒板がごちゃごちゃになることもの結構あります。
これらのことをすると授業の時系列と板書の順番が違ってきます。
実は上手な「並」の先生は共通してるかのように
算数のように横書きする場合は黒板を縦に3等分して
左から順番に下に下に書き進んでいきます。
国語のように 縦書きの場合は右側から順番に書いていきます。
授業の進み具合と板書が一致すると
非常に子どもたちが理解するのに楽になります。
授業の進み具合と 板書を同じようにすると
子どもの思考も同じところに留まりやすく
万が一気持ちが切れつぃまった子がいても
もどってこれるので、話し合いが成立しやすいです。
そのためにも時系列に合わせて黒板を使うとよいでしょう。

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