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上手な「並」の先生の体調悪くなった時の休み方

新型コロナウイルスも落ち着いたのですが、またインフルエンザともに
じわじわとコロナの影が身近なところで感じられる今日この頃。
花粉も飛んでることもあって職場で「咳している先生が多いなあ。」
という印象です。
こういう時期ってだいたい忙しい時期で若手や中堅どころの真面目な先生に
ついては無理をして大変な思いをされる人も多いと思います。
こんな時はとにかく体を休めるしかありません。
名人だとほおっておいても子どもたち同士でやるような
システムというか鍛え方があるのでしょうが、それをそのまままねすると
子どもも落ち着かないし、何より管理職や代員で入ってくださる
先生方に迷惑をかけたりします。
それでは「並」の先生だったらどんな風にすれば
迷惑かけずに自分の体を休めることができるのでしょうか?
上手な波の先生が調子悪くなった時やっておられたことを
いくつか まとめてみたいと思います

1 単元テストは調子悪いと思ったら残しておく

急に調子が崩れてしまった場合は避けようがないかもしれませんが
だいたい調子が悪くなりそうっていう時は、事前にわかると思います。
そのような気配があったら上手な「並」の先生は1週間分の授業や
単元計画を見直します。
それで各教科の単元テストが何時間後に来るかを確認し
それをできるだけ 同じ日にできるように授業計画を立て直します。
とはいえ朝から晩まで テストとなると子どももしんどいので
午前中2時間分と午後から1時間分ぐらいがベストかなと思うのですが
少なくとも1日6時間のうち3つ テストを入れると試験監督だけで済み
他の教師の負担にならないので。まずはこれをおすすめします。

2 合同授業や授業交換してる授業の日に休みを入れる。

あんまりいいことではありませんが 合同授業や授業交換などで
授業をお願いしている時間はもう一人の先生に甘えて
休みを取ると良いかと思います。
そのために普段からしておくことは、その方と仲良くしておくのも
もちろんですが、普段の授業で自分があまり前に出ないことです。
もう一人の先生にも活躍をしてもらい2人で回しているような状況を
作っていれば、1人が抜けても子供たちは混乱しません。
これが普段自分1人で進めてるような形になってしまうと
もう一人の先生が急に前に立つことになるので、
子ども達があまりいい反応をせずうまく回らないことがあります。
また授業交換してるところでは、担当している先生に
調子が悪いため抜けることを必ず伝えましょう。
調子が悪い時にお願いされたところについて
嫌だという先生はほとんどいません 。
むしろ 行きに感じて一生懸命やってくださる方が教師は多いです。
そこは甘えても良いところなのですが、一方でしっかり事前や事後に
お礼は必要ですかと思います。

3 図書館を活用する

これは学校の図書館を使わせていただく方法で、
司書の先生に丸投げしてもきっと司書の先生は進めてくださるのですが、
今回はもうひと工夫。
国語の授業に多い図書館の資料活用を
自分が休んだ日に行ってもらいましょう。
ただいきなり「しましょう」と言ってもうまくいかないので
そのために事前に2つやっておきましょう。
1つは事業計画を本来だったら1時間だったとしても
2時間分確保して1時間自分がいる時にやってある程度やり方を
子供たちに伝えること。
またその時に 図書室の先生にも立ち会ってもらって
実際にどのように授業が進んでおくかを見てもらう方がいいと思います。
そうすると 2時間目は自分がいなくても
子供どもたちはやり方は分かっているし 図書室の先生も
声かけがしやすいと思います。
もう1つ事前にしておくことは、それは普段から図書司書の先生に
授業に関わってもらって、教師が子どもの前で図書の先生を
尊敬するとまではいかなくても大事に扱っているという
雰囲気を作ることです。
よく図書の先生と授業する先生は別という感じでされる先生がいますが
そうすると休憩時間に関わるぐらいの付き合いになるので
よそよそしくなるか、友達感覚で接してしまうなんてことが
多くみられます。
そうなると授業としては成立しにくいので、図書館はうまく使えません。
普段から先生としてある程度の線引きを意識させておくのが大事です。

これらを駆使すると6時間のうち5時間は授業が埋まります。
しかも面倒なプリント作成とテスト以外の採点がないので休んだ後も
通常の生活に早く戻れます。
本当はもう少しあるのですが、それはまた別の機会に
お話ししようと思います。
しっかり休んで健康的な授業をしましょう。

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