蒸し大豆で更年期を健やかに!
更年期は女性ホルモンが減ることで
脳内の指令とバランスが取れずに、
自律神経が乱れることで様々な症状が起こります。
私の更年期、
頭に綿を詰まれたかのようにハッキリせず、
カラダも鉛のように重い。
めまい、動悸、ホットフラッシュ、
頭痛、腰痛、肩こり、
イライラ、不安、不眠・・
婦人科も行きました。
処方されるがままに
漢方薬もサプリメントも生プラセンタも飲みました。
でも効き目を感じずに
先生に泣きつきましたけど
漢方薬の種類を変えられただけでした。
食生活に関して、何のアドバイスもありませんでしたね。
当時、ブラック企業に勤めていた私は忙しく、
朝早く家を出て、昼休みらしい昼休みもなく
一日中、緊張しながら激務をこなしていたので
夕食は買って帰ることが多かったんです。
こんな状態で更年期の症状が良くなることもなく、
坂道を転がるようにどんどんひどくなっていきました。
朝になっても起き上がれず、頭も動かない。
もうどうでもいい・・みたいな感じで仕事を休みました。
三日間、休みました。
でも一日中、横になっているだけ・・
ぼぅ~としているだけ・・
罪悪感に押しつぶされ、この先どうなるのか不安でしかない。
でもまったく動けない。
そんな私が抜け出せたのは、食生活を見直したからです。
更年期の原因である女性ホルモン「エストロゲン」の代わりとなる大豆イソフラボン。
大豆イソフラボンは
・豆腐
・納豆
・厚揚げ
・がんもどき
などにたくさん含まれています。
でも、食材によって含有量が違います。
下記100gあたりです。
蒸し大豆 110mg
水煮大豆 62mg
納豆 51mg
豆腐 25mg
蒸し大豆は、大豆製品の中でもイソフラボンがダントツに多いんです。
その理由は、大豆の加工過程によるものなんです。
順を追って説明しますね。
まず、枝豆が育つと 「大豆」 になります。
大豆から芽がでると 「もやし」 になります。
大豆を蒸すと 「蒸し大豆」 になります。
大豆を煮ると 「水煮大豆」 になります。
大豆を煎ると 「節分の豆」 になります。
水煮大豆から
しょうゆ・味噌・納豆・豆乳・豆腐・おからができます。
節分の豆からきな粉ができます。
(まだ続きがあるんですけど今回はこのくらいに)
最初は、丸い大豆の形をしていたものが
加工の過程を経てどんどん
大豆の形がくずれていくのが、わかりますよね。
これによってもともと持っている栄養成分が
少なくなったり、なくなってしまうんです。
なので、まるごと大豆の「蒸し大豆」はイソフラボンもまるごとなんです。
「蒸し大豆」にイソフラボンがダントツに多い二つ目の理由!
それはイソフラボンが『水溶性』だからです!
水に溶けてしまう性質なので、
大豆をそのまま蒸した「蒸し大豆」には
イソフラボンが一番多く残っているというわけです。
つづいて水煮大豆、納豆、豆腐の順番です。
順番を追ってみていくと、
大豆の形が徐々に崩れていくのがわかりますよね。
(先ほどと同じですね)
だからといって納豆や豆腐に
イソフラボンがないわけではありません。
きちんと毎日50mgを目標に摂取していれば、大丈夫です。
食材によって栄養成分は変わってきますので様々な食品を摂ることがとっても大事です。
例えば、納豆は
・ビタミンK
・レシチン
・葉酸
を多く含みますが、腸内環境改善に必要な大豆オリゴ糖がありません。
大腸がんや生活習慣病を予防するうえで食物繊維は注目されていますが、豆乳や豆腐は加工過程でほとんどなくなっています。
その代わり、消化吸収が95%と、とてもいいんですね。
これさえ食べておけば大丈夫💪というパーフェクトの食品はありません。
それぞれのいいところを見極めたうえで食品選びをしていきましょう。
近所のスーパーに売っていました。
豆腐売り場ではなく、つくだ煮とかのコーナーにありました。
そのままももちろん食べられますし
サラダのトッピングにしたり
お味噌汁やカレーに入れてもOKです。
柔らかくてやさしい大豆の味なので、クセがなくて何にでも合うのもありがたいですね。
イソフラボンは毎日50gを目標に摂取してください。
毎日50gといっても、一度に50gを摂るのではなく
2~3回に分けて摂ってください。
イソフラボンは摂取してから
6時間から8時間で半減してしまいます。
一度にたくさん摂っても
継続的な効果が得にくいんです。
どうしても体調が悪くて動けない
でもイソフラボンは摂りたい
そんなときには
「蒸し大豆」で乗り切ってください。
まとめ
・「蒸し大豆」はイソフラボン含有量がトップ
・イソフラボンは「水溶性」なので、
蒸している「蒸し大豆」には
イソフラボンが溶け出していない。
※サプリメント摂取の注意点
(私は、サプリメントは推奨していません)
短期間の摂取なら、さほど問題はないんですが、長期間にわたると過剰摂取となります。
そうなると、女性ホルモンのバランスが崩れ、月経周期の延長や子宮内膜増殖症のリスクが高まります。
試験結果が報告されているので危険です。
手軽さゆえにこういったリスクを知らない方が多くてこわいです。
納豆など大豆製品の長期摂取では見られない影響が、サプリメントの長期摂取、過剰摂取でカラダへ悪い影響を与えます。
サプリメントはものによっては安全性が確認されていないものもありますので、むやみに手を伸ばすのは危険です。
お読みいただき誠にありがとうございました。
🌸更年期は
🌸自分をいたわる気持ちを最優先してほしい
🌸更年期を感じたら
🌸身体が変わってきているサインです
🍅食生活
🍅ストレス軽減
🍅睡眠
🍅運動
どれも大切です!!
インスタもやってます!
遊びにきてください!
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