私が出会った児童書たち
小学生でもタブレットやスマホだらけの時代である。今も昔も本を読む子はいたりいなかったりだ。
参考になればと思い幾つか挙げてみる。
思い出のマーニー映
画化されたが、文章で読むと感情移入や人物同化しやすいのは、小説に限らない。
映画は喘息だったが、核に心身症的な発作が見られ、異世界のマーニーと付き合い、症状を治める自己治療みたいなものだ。
思春期前後の感性…特に、エネルギーを内に向ける子の理解に役立つ本だ。
上橋菜穂子シリーズ
異世界ファンタジーもので、守り人からケモエリまで、底流するメッセージは似ている。
戦闘シーンや敵対中での取引きは、作品が進むごとに、難解になってきた。
初期シリーズの方がサッパリしている。
15歳漂流記
ベルヌの代表作で、性善説と正義感の塊を強く感じさせ、理想世界を描いた本である。
だから、嘘くさいと思うかもしれなが、理想やモデルとして参考にするには、あった方が良い。
よくわからない時代には指標や羅針盤は欠かせないはすだ。
あばれはっちゃく、その他
作者の描く登場人物らは、気骨があり、戦う時戦わなければならない、というメッセージを強く感じせる。
ただ、おとなしいだけではダメなのだ、と。
なぜ、暴力シーンがあるのかは、途中経過があるからだ。
今の時代ほど、その部分がカットされた時代はない。
チャーリーとチョコレート工場
奇妙な工場主の奇妙な物語だ。
悪い子にはお説教、良い子には神のご加護を、みたいに勧善懲悪が生きていた時代を思わせる。
映画では、アニメーションがウォンカを道化のような味付けしていて、イメージか強い感じがある。
昔話のたぐい
柳田、関、その他の海外昔話は、目立ったものは見てきた。
アフリカや遠い国より、文化か似たようなアジア圏の方がわかりやすいかもしれない。
ロシア、インドや南米などでは、文化の違いがあり、比較や新しい発見かが見つかるだろう。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?