人生相談と恨めしや❷


確かに世の中は思うようにいかないことは多い。

政治・経済云々の問題もあるが、身近な部分でさえ、上手くいかないことがあるのだから、愚痴のひとつやふたつ、出ない方がおかしい。

上手くいかないのは、状況が悪いのか?自己責任なのか?その場で見極めなくてはいけない。

他人事だから、誰かが悪いだの言いたがるのであり、第三者や関係から遠いものは口を噤んでいた方が本当はいいのだ。

まぁ、社会問題が絡んでいるから、なかなか無関心もけしからんし、自分だけの世界を進むのもイヤらしく見えるのだ。

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しかし、身近な問題で悩み、それこそ恨めしやに、なっているのはどうか?

むかしは自立はしたくても出来なかったとされる。
個人を犠牲にしながら、集団の維持に努めた。

なだいなだや、河合某の相談があった頃は、クライアントには自立できる強さが求められた。

ゆえに、恨めしやといっても、自分が強くならなければいけない雰囲気はあった。

時代は一回転して、心理的な対決や、ぶつかり合いも、見た感じでは難しくなっている。

どこもかしこも、忙しく、心理どころではない。

しかし、よく見ると忙しすぎて、いつもイライラしているか、忙しさで上手くいかなくなり、立ち止まってしまったケースがある。

いつもイライラしているのは見た目が悪いが、立ち止まってしまった方も、健全な発散ができず、恨めしやになっている。

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