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数秘の年間バイオリズムのお話 〜個人を超えた大きなサイクルを知り、次世代に合ったシフトを攻略する〜

「COCOPOROOM」カウンセラーMAKIです。
夏至を迎え、ぐっと時間のスピード感が早くなりましたね。
体感しておられる方も多いのではないでしょうか?

今回のテーマは、2024年以降、猛スピードでシフトする新しい時代に

どう時代にシフトしていけばいいのか?
わたしたちが意識すると良いことは何か?

大きなバイオリズムを解説しながらお話していきたいと思います。

東洋の「数秘術」や認知行動心理学、また、わたしの専門である潜在意識を取り入れた内容になります。
あなたのタイミングでぜひどうぞ!

■森羅万象の自然なリズム・サイクル

はじめに。みなさんは「数秘術」ってご存知でしょうか?

「数秘術」とは、宇宙や自然原理をもとにすべての事柄を数字で現し、
真理を読みといてゆく学問、占術のこと
 

です。

「数秘術」は森羅万象の自然なリズム・サイクルを1から9までの数字で表して います。それぞれの数字に意味があるのは、その数字自体のことではなく、元来、自然界で観察できる普遍的な生と死のサイクルを軸としているからなんです。

つまり、数秘術の考え方は、まず自然界の摂理があるのが大前提。

あらゆるものは生まれては死に、再び生まれ、死に向かいます。
これは仏教的な輪廻転生の思想ともまた違っており、ごく自然の理(ことわり)をイメージされると良いでしょう。

例えば、植物は種子から芽が出て葉をつけます。つぼみができて、花を咲かせて、やがて枯れ、再びまた種子になって土に戻ります。
そしてまたそこから芽が出て・・・
という普遍的サイクルが自然界で一瞬たりとも止まらずにて起きている。

このようなリズム・サイクルは、個人の中にもありますし、個人を超えた大きなバイオリズムでも現れます。

今回のテーマはこの「年間のバイオリズム」です。


■2024年のバイオリズム


結論から言うと、まず「数秘」では、2024年は「8」というバイオリズムの年になります。(※計算方法は最後に記載しています)

数秘術では、「ユニバーサルイヤーナンバー」とも言いますが、ここでは省略しますね。

「8のバイオリズム」とは、占星術でいうところの〇〇座の時代、とか、水の星が移動する、などの自然サイクルと同じことを指します。

個人を超えた大きなバイオリズムを知っておくことで、その新しいリズムにどうやって乗りこなすことができるか?を知ることができます。

「8の年」というのは、共存意識がさらに拡大して、地域や社会、世界や地球、宇宙全体へと自分自身が広がっていきます。
これにより、最終的に、共同体や普遍的な真理などがテーマになります。

また、「8」は、成果、成熟、収穫、という意味があります。
2024年「8」のバイオリズムに実りを収穫し、来年2025年「9」のバイオリズムを迎えるころには、新しい時代に適したライフスタイルが一度完成するという流れのなかにいるとイメージしているとわかりやすいでしょう。

そのほか【8がテーマとなる年のキーワード】はこんな感じです。

パワー、豊かさ、能力発揮、名誉、獲得、頂点、欲、循環、 結果を得る、自分の能力を活かす、後世に残す、次の頂点(最終地点)

さらに【この年に意識するとよいこと】を見て行きましょう。

【2024年 8がテーマとなる年】は、
生命の本質
に目覚めた上で、社会における自分の役割を再認識するタイミングです。その役割のために出来る限りの“力を使うこと”に注力してみます。

意識することで、エネルギーが豊かさを生み出して循環させるためにあることが体現できます。自分の能力に対する適切な解釈と、最適なコントロールを通して、あらゆる対価(収穫・成果)を得て1つの《完成》を迎えるシーズン。そのために全力で集中することは、翌年2025年の流れをよりスムーズに促してくれます。

そして、2026年以降、また「1」に戻ると、次の新しいサイクルがはじまります。「1」は種の意味がありますので、人間的には「自我」や「自意識」と言うテーマが現れやすいのです。

■知るとどうなるのか?

バイオリズムを知っておくメリットはたくさんあります。

わたしたちが新しい流れに適応していこうとするとき、今まで身体や思考にプログラムされた習慣が書き換えられていきます。
事前に知っていれば、抵抗が少なく済み体調不良なども起こしにくくなるのです。

もちろん、このことを知らなくても、流れに敏感で変化に対して、余裕で乗りこなして行ける人もいらっしゃいます。
そういう方は、心身レベルでの反動や抵抗感も少なく、天性で乗り切っていけるでしょう。本当はそれが理想かなあとも思います。

ただ、流れが強い場合、なかなかキツイ。

急激な流れに対して、反動や抵抗というのは自然なことです。
ですが、そこに対して《恐怖心》が加わってしまうと、ちょっと厄介。
なぜなら抵抗をさらに強めてしまうからです。

その結果、強いネガティブな現象が心身ともに起こることがあります。
人によってその出方はさまざまなので、体調を崩してしまったり、仕事面や家庭、パートナーシップや子どもとの関係性に出ることもあります。

これらは好転反応のようなもので変化の時にはよくあることです。
(ですから、あまり気にしすぎないようにしてくださいね)

こうした大きな変化のときにポイントになるのが環境(場)です。

わたしたちは、皆それぞれの環境で生きています。そして人がいちばん影響を受けているのは、自分の過ごしている環境(場)なんですね。

いくら宇宙の流れが変化していようと、バイオリズムが大きく変わって新しい世界に変わっていこうと、あなたの過ごしている環境がその流れとどのくらい調和しているか? がとても大切なのです。


■ヒエラルキーが変わるとは?


数秘術では、昨年2023年から2026年くらいまで、新しい時代の前兆がバンバン起こり出すと予測しています。新しい時代は、古くなった部分を壊してヒエラルキーをひっくり返すようなイメージです。

ここでいうヒエラルキーとは、「優劣をジャッジする」という意味です。弱肉強食という自然の摂理がありますが、何が強者で何が弱者なのか? その 基準がヒエラルキーとなります。

具体的にいうと、ここ10 年、あるいは2008 年頃からがんばってきたことやコツコツ積み重ねてきたこと、信頼を得てきた部分などはそのまま新時代にも引き継がれていきます。

ですが……価値基準が変わるため、今までと同じことを同じ順番で優先していてもうまくいないんですね。
それがヒエラルキーが変わる、という意味につながります。

例えば、今までの基準がこうだったとしましょう。

1 位・・・結果が出るかどうか
2 位・・・他者に認めてもらえるか
3 位・・・自分がやりたいかどうか

このような順位で物事を進めてきて、ある程度成功してきたとしたら、今度はこの成功を元に順位をひっくり返します。

1 位・・・自分がやりたいかどうか
2 位・・・他者に認めてもらえるか
3 位・・・結果が出るかどうか

こんな感じです。あくまで例えなので、とりあえずイメージしてもらえれば結構です。

ヒエラルキーが変わって、価値観が正反対になるからといって、今まで関係を築いてきた人々との絆や、信頼できるパートナーや、大切にしてきた家族 との関係性が無くなるわけではありません。

むしろ、そういう過去の影響や過去の成果、結果が出てきた部分や信頼を獲得できた部分に対して新しい価値基準で”ブラッシュアップしてゆく”

それが新しいヒエラルキーへのシフト方法だとわたしは考えています。

■2024年後半以降こう意識してみよう!

2024年は、このようなヒエラルキーの切り替わりをよく観察し、実行するタイミングです。
「結果とか、獲得するとか興味ないよ!」
という人も、2024年後半以降は、少しだけ関心を持ってみても良いかもしれません。

感覚が早い人は、すでに 2026年以降の新しい時代を捉えています。
数年前から行動に起こして、実際にどんどん変化している方も多いです。
そのような方々は先駆者だと感じている人も多いでしょう。

「人生の先輩に逢いたいけどまだ出逢っていない」
という人は、ぜひ、今のタイミングで手と足を使ってリアルに探していく必要があります。
大丈夫。アンテナを立てておけば必ずご縁はありますからね!


それでは、最後に年間のバイオリズムを記載しておきます。
あなたがチェックしたいサイクルの年数を見てみてくださいね。

《計算方法》
すべて足し算にします。2024年であれば、
2+0+2+4=8 2024年はサイクル8 となります。


《サイクル1》
 
スタートの時期です。未知への発動、なにかをはじめるタイミング。種まきのシーズンでもあり、新たな出逢いを意味します。はじめての経験、はじめての場所、かつて無かった出逢いや経験したことのない時間の過ごし方なども起こりやすくなります。自然界で例えると、まだ土の中にある種の存在です。けれど、眼に見えないだけで、既にサイクル、命の躍動ははじまっています。可視化していないけれど、無限に可能性があるそんなまっさらな状態です。そして、このサイクル1が、次のサイクル2へつなげるための動きになります。個の可能性をひろげてゆくシーズンです。

《サイクル2》 
共同する時期です。適合し、理解し、受容する、さまざまな物事をつなぐタイミングになります。サイクル1の種が土の中で育ち、じっくりと根を張ったのちに、次のフェーズに2に移行します。これまでの“個と個”や“1と1”が外部と結合して、相対するもの同士が受容し合う、そんなイメージです。互いが求めあいながら、それぞれを理解し、受け入れ、調和をしてゆきます。ここではまだ明確な存在になっていないことも多く含まれます。よって曖昧で、未知に溢れたエネルギーが溢れています。さまざまな環境や要素、他者との結びつきなどが混じり合い、育ってゆくシーズンとなります。


《サイクル3》
発展、表現、創造を意味します。1でスタートしたことが2につながり、外部と出逢ってゆくフェーズを辿ってきました。その環境・要素が定着してゆくシーズンとなります。受容し、結びつき、混じりあった土台をもとに、新たなものを創造していくことができるのです。土の中で養分を蓄えた種子が地上に芽を伸ばし、自由に発芽してゆくタイミングでもあります。エネルギーが溢れ、飛び出してゆくような活発さと、自由奔放さがテーマになってくるでしょう。この時期は、エネルギーをどんどん解放させればさせるほど、3のシーズンが生きてきます。


《サイクル4》
整える時期です。安定、秩序、システム、持続性、整頓、といった意味を持ちます。3のフェーズでエネルギーが溢れどんどん伸びた芽を、ここでいったん整理するようなタイミング。現状の無駄を省いたり、削ぎ落とすことでより洗練させてゆく時間が大切になってきます。環境を整えたり、体調を含めた場の安らぎを作ってゆくシーズンです。必要のないものごとを削ぎ落とすことでより最適なエネルギーとなり、それが後の準備を整えてゆきます。次のフェーズ5へ受け渡すベース作りの時期です。


《サイクル5》
進化、発展、拡大、好奇心のシーズンです。4でいったん整えられ、ベース作りをし、それを引き継いだ流れをよりステージアップさせるようなタイミングです。進化・発展・拡大を図るタイミングでもあるので、個としてのスキルアップや柔軟な変化も影響します。環境が整えられた場でより自由に、好奇心の赴くままのびのびと芽を伸ばしてゆくイメージです。また成長のための旅をしたり、未知の領域へチャレンジしてゆくことでステージアップができやいタイミング。これまでのベースを活かしながら、効率よくアレンジしたり、具体的な手応えを感じられるシーズンです。

《サイクル6》
調和、愛、共感、正義、育てる、守る、といったキーワードがテーマになります。5のフェーズでステージアップしたスキルを、自分のためだけではなく他者へ与えるようなシーズンとなります。互いを尊重し、調和しながら長く使いこなせるなにかを一緒に成し遂げてゆくために活動するときです。人を育て敬いならが、パートナーシップを育むこともこのシーズンの大切な要素です。コミュニティを守り、守られ、統合的なバランスを生み出してゆくような共感性が育まれます。また、6のエネルギーは精神的なホームでもあります。どんなときも深い慈悲の愛が満ちた安堵できる場が、このフェーズで作られます。1で芽が出た種が開花するタイミングです。


《サイクル7》
超越、探求、内省、のタイミングです。ドラスティックな変化も起こりやすい時期です。精神や宇宙といった目に見えない世界とのつながりが強化されるシーズンです。6のフェーズで調和された慈愛、精神的ホームがあるからこそ、7のエネルギーが自己探求をするフェーズへ向かいます。ものごとの真理や、本質的なことを見直し、これまでやってきたことを見直させられるようなタイミングでもあります。よって、現時点のレベルを超越しざるを得ない状況がやってくるでしょう。それは、内面が成熟してより本質的な“命の循環”についてヴィジョンが描ける時期なのです。視座をあげ、世界をより俯瞰し、次のサイクル8に向かって飛躍的な超越を遂げるのに最適なタイミング。理念や哲学、“自分とはナニモノか?”をより深く考察してゆけます。6のシーズンで咲いた花が枯れて、果実になる前の超越が起こります。


《サイクル8》

1のスタートから6の調和のプロセスを経て、7のフェーズで充分に真理を探った後は、これまで蓄えられてエネルギーが満ち溢れてきます。それが、8と言うシーズンのパワー、収穫、統合、実り、成熟を意味するのです。花は熟した実りとなり、全てのサイクルの頂点となって達成されるイメージです。このタイミングでは貪欲にその成果、対価や評価などを受け取って、パワフルにやり遂げるフェーズとなります。成果を余すことなく収穫することで、次のサイクル9の収束へ導きやすくなるのです。その収穫した果実には新たな種が準備をしています。ひとつのサイクルが終焉し次のヴィジョンが見えてくる、たいへんエネルギッシュなシーズンです。


《サイクル9》
完成、再生、手放し、リセット、解脱のシーズンです。1から8までの一連の流れが終わり、再び新しい循環へ移る準備期間を迎えます。全てのサイクルの要素が溶け合い、ここでいったん終了するフェーズとなるため、断捨離のようなイメージが伴います。長い旅路の末にたどり着いた場所から、これまでの旅を冷静に見極めて次の計画を練ってゆく、そんなタイミングとなります。この「9」のエネルギーによって、より最適なカタチへと生まれ変わって循環するため、必要のないものは自然に離れて行きます。この大きな分岐点を経ることで、次のフェーズ「1」につながる新陳代謝が生まれます。そのために必要な種を携え、生と死の循環サイクルを巡らせるのです。ここでいったん死を迎えることで、再び未知の可能性が描かれてゆく時期です。


気づけているか・動けているか・流れがあるか、チェックしてみると実感が強くなるかと思います。その逆に、内省、静観、ストップするサイクルも自然とわかってくるのでたいへん興味深いです。

ぜひ、ご自身の環境の変化、近未来のスケジュール、社会現象などさまざまな現実にお役立てください。

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