魂からのメッセージと周波数の話し
セラピスト心月です。
数年前から「次元上昇」という言葉を見聞きしますね。
宇宙のエネルギーが上がって地球もその影響を受けている、とか
いろいろな解釈があると思います。
ボク個人の意見としては、テクノロジーの発展やAIの進歩が日常的になってくると、相対的に、人間的な本能感覚が研ぎ澄ましてゆくんじゃないかなと思っているんです。
というのも、セッションなどを通してみなさんのお話を伺っていると
「モノゴトを純粋なエネルギーとして捉える感覚がよくわかってきました!」という方が激的に多くなったですね。
これって一言でいうと「感覚の捉え方がシンプルになってきた」
ということだと思います。
今日はこの「シンプルにしていく」についてお話をしたいと思います。
どんな人にも日常的に使える捉え方なので、ぜひ最後までご一読くださいませ。
■周波数とか波動とか
人はそれぞれその人なりの固有の周波数があります。
その人の在り方や、性質、能力などの特性とも言えます。
「ん?どうこと?」と思った方は
理屈じゃないけどこれが好き!とか
どうしてもこれをやり遂げたい!
など、目に見えない魂レベルで求めている世界観も、その人の存在を創っているエネルギーのカタチなのだとイメージしてみましょう。
固有の周波数が表面的に表れたものが「行為」や「言葉」「感情」です。
そして、ボクたちは「それ」をいつも認識しています。
たとえば対人関係を見てみましょう。
その人から現れる認識できる言動を瞬時にジャッジをすることで、「良い・悪い」という感情が生まれて、自分もそれに繋がっている、ということが起こっています。
そういう意味では、ボクたちはあらゆることにジャッジをしているんですね。
自分自身に対しても同様。
良い悪いは主観なので《そもそもない》とわかっていてでも、そう反応してしまうのが人間のサガというのでしょう。
■ジャッジを無くすというけれど…
ではジャッジとはなんでしょうか?
実は、気づかないだけでボクたちは、日々、自分にとって都合が良いか悪いか?で物事をジャッジしています。
誰かに対して嫌な感情を抱いているときも、そこには自分にとっての
「不都合」
が隠れていることが多いです。
不都合というのはそのときどきで具体的に違います。
嫌な気分を味わいたくない、という不都合だったり、自分のペースで進められない、という不都合もあるかもしれません。
なので、とても嫌な気分になったときは、相手を責めることに意識を向けるよりも
「何が嫌なのか?」
と、自分自身の内側にアクセスしてあげることで、自分の不足感に気づいたり、焦りや不安を和らげることができます。
結果、知らぬ間に満たされてゆくんですね。
それはなぜか?
自分が魂レベルで大切にしていることを理解してあげられるからです。
■世界観(コア)に出逢うとき
こうして、無意識に感じている「不都合」によって、他者にイライラしたり、怒りが湧いてきたり、自分自身に対して恐れを感じることもあります。
ですが、それらに加えている解釈をトコトン外していくと、そこには、
「ただそうであるだけ」
という世界観が観えてきます。
たくさんの無意識の解釈によって包まれた感覚は、感情という「結果」に引っ張られてしまうため「世界観(コア)」に到達することができません。
それをシンプルにエネルギーで捉えること。
自分の内部へ静かに深く、潜っていく。
必要のない解釈(不安、恐れ、焦りや渇望、罪悪感や不信感)に気づいて、それらを解放してゆく。
トコトン解釈をそぎ落としていくことで、そのネガティブな感情に向けていたパワーが小さくなり、中心にある「コアな世界観」へ向きはじめます。
じゃあ、不都合とは一体どういうことなのでしょうか?
■コアに触れてシンプルになること
会社や、家庭、コミュニティーなどの空間では、いろんな個性を持った人たちが集まっています。
ある人はいつもプリプリ怒っていたり
ある人は人コミュニケーション取らなかったり
ある人はルールを守らなかったり
逆にルールでしか動かなかったり
損得だけでモノゴトを決めていたり
人に意識を向けることばかりしている人もいれば、人のことを理解するなんてできないタイプもいますよね。
それらを観察してゆくと、表面的に表れている枝葉の部分だとわかります。
そこの根底には、木の根っこにあたるコアなエネルギーがあるんですね。
その人のクセが顕在化しているとき、それらをシンプルに捉えていくと
怒っている人は、ただエネルギーが大きい人であったり、ルールを守る人は、何か指標があることで力が発揮されるタイプだったり、人に意識を向けられない人は、アーティスト性が高かったりします。
これが、「シンプルにしていく」ということです。
つまり、良いも悪いもなく「ただそうである」というレベルにまで解釈をそぎ落としていくのです。
そして、それらのシンプルなエネルギーが、今いるその空間に適しているかどうか?が、人間にとって都合が良い悪いに関係してくるだけなんですね。
大切なのでもう一度
“自分自身やその人自身の個性や能力が良い悪いではなく
今の空間、場、会社、コミュニティーにおいて適しているのか?”
だけなんです。
■自次元上昇というキーワード
適していれば、評価され、適していなければ良くないとジャッジされているだけ。
なので、自分自身の特性をニュートラルに判断して、その空間に生かすことが大切になってくる、個(個性)の時代だよー!
というメッセージが「自次元上昇」を紐解くキーワードになっているのです。
ですから、目に見えている現象に、ダメ出しする必要は全くないんです。
それは、自分自身に対してだけでなく他者にもです。
適していないのなら、空間が合っていないのかもしれないし、表現方法が違っているのか、未成熟なカタチのままなのかもしれません。
自分や他者などの特性に対して
「ただそうであるだけ」というニュートラルな捉え方をして
今の空間に合っていないのなら
「じゃあ、どうしようかな?」と
自分にとって素敵な創造をする
そこへ意識を向けていくことが大切なんですね。
かく言うボクは、
この頃さらに「ただそうであるだけ」というエネルギーで捉えるようになってきたので、答えがとてもシンプルに出るようになりました。
飲食店や美容院、医療施設などを選ぶときもこのように判断しています。
その人の「技術で選ぶ」というよりも、その人自身から溢れている「エネルギー」を「ただそうであるだけ」というレベルで感じたとき
そのエネルギーが、今のボクに合っているか?
心地良いか?
そのエネルギーと交流して取り入れたいか?
というスタンスなのです。
■自分もまわりも快適に
このシンプルな捉え方は子供のころから自然にしていました。
相手の顔を見た瞬間、なにかしらのエネルギーをキャッチすることが多かったので当たり前にやっていた感覚です。
でも、大人になって、世間体を考えたり、同調するような場にいると、無邪気に「ただそうであるだけ」と受けとめられない環境のときもあります。
自分の感情を抑え込んでしまい、純粋に捉えることが難しい時もあります。
ですから、意識的に自分自身の無意識を観察して、「ただそうであるだけ」と言うシンプルなレベルまで削ぎ落とすようにしています。
「ただそうであるだけ」という世界で生きていると、本当の意味で良いも悪いもないんだなー、という感覚になって、とても視野が広くなってきます。
すると、ボクもまわりも快適なんですね。
ジャッジをしないってこんな感覚です。
■その世界にタイトルをつけると?
みなさんもぜひ、ザワザワ~とした感情が湧きおこってきて自分自身を振り回し始めたら、ジャッジを全て外して「見えている現実の景色」をそのまんま観察してみてください。
そのまんまの景色をどんどんシンプルにしていき、その世界にタイトルを付ける、というイメージワークも面白いです。
映画のタイトルをつけるような感じですね。
すると、「自分が観ている世界」とは一体なんなのか?
正体がはっきりしてくるので楽しいです。
そこまでいくと、無意識の前提
どうして○○なんだろう??
なんでこうなんだろう?
と自分を悩ませていたパワーの要因が理解できるからですね。
そのプロセスを体験できるのがココロのしくみの魅力だとボクは思っていまるんです。
あなたもぜひ、ノージャッジでシンプルなメッセージを魂からキャッチしてくださいね。
では、また。
ボク自身の経験から「生きづらさ」を軽くする考え方や方法を発信しています。共感してくれる仲間を集めています!大切な仲間たちと気軽に集まれる居場所「MITSUKI HOUSE」実現を目指しています!!