ライターが陥りやすい「文字単価の罠」
こんにちは、フリーライター/編集の比嘉桃子です。
早いものでライター歴もそろそろ7年目。
こんなに続くと思っていなかったなあ。
私はライターの仕事がすごく好きだし、ライターという仕事に出合えたからこそ、今こうしてフリーランスとして働けています。
そんな大好きな仕事について、もっと知って欲しい。
ライターという仕事の楽しさを広めていきたい。
そんな思いから、ライターになりたい方や、ライターとしてもっとスキルアップしたい方に向けた情報を発信中です。
ライター関連の記事についてはまとめてあるので、ぜひお時間あるときに読んでみてください。
今回扱うのは「文字単価」について。
ライターのお仕事を探したことがある方は、「文字単価◯円」という募集の仕方を見たことがある方が多いはず。
また、自分の中で「文字単価◯円以上の仕事しか受けない」と決めている方もいることでしょう。
自分の単価を決めておくことに関しては大賛成。
ただ、「文字単価」だけで仕事を判断していませんか?というのが今回のテーマです。
「文字単価1円」に含まれている仕事内容
ライターの仕事の本質は「書く」ことにありますが、実際は書いていない間に発生する仕事もあります。
たとえば以下のようなものが挙げられるでしょう。
KW調査
競合調査
記事構成作成
画像選定
CMS入稿
効果測定
ざっと挙げるだけでもこれだけあります。
これらが応募しようとしている「文字単価◯円」の仕事にどれだけ含まれているか、きちんと見てから応募する必要があると思うのです。
たとえば「文字単価1円」で募集されている仕事が2つあったとしましょう。
圧倒的にB社の方が大変そうですよね。
同じ文字単価でも、これだけ仕事内容に違いがあることもあるんです。
そのほか、記事のジャンルで難易度が変わることもあるでしょう。
「肉じゃがの作り方について1,000文字で書いてください」という依頼と、「知的財産立国構想について1,000文字で書いてください」という依頼では、執筆にかかる時間は大幅に変わるはず。(もちろん得意分野、苦手分野はあると思いますが)
何が言いたいかというと、文字単価だけに惑わされるなということ。
単純に「文字単価10円」という募集を見れば飛びつきたくもなりますが、内容はとんでもなく重いものかもしれないのです。
初心者ほど内容の精査はしっかりと
ライター初心者の頃は、なんでもいいから仕事が欲しいとがむしゃらに応募しがち。
しかし、あまりに見合わない仕事ばかり受けていると、書いても書いてもお金にならない負のスパイラルに陥る可能性があるわけです。
ライターを何年も続けていると、「この募集は怪しいぞ…」となんとなく敬遠したくなるような募集に出合うことが多々あります。
そうした経験則で見極められればいいのですが、最初のうちは難しいはず。
文字単価に踊らされず、しっかりと内容を精査した上で応募する癖をつけておいてください。
2023年最初の記事、お読みいただきありがとうございました。
こんなこと書いて欲しいよ〜とか、仲良くしてくれ〜とか、なんでもコメントお待ちしてます。
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今年も1年、どうぞよろしくお願いします٩( 'ω' )و
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