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中村洋太さんのライターコンサルから得た学びと、今の私にできること

先日、初めて中村洋太さんライターコンサルを受けました。

1時間以上お話をさせていただいたなかでたくさんの学びを得られたとともに、ようやく代替不可能なライターを目指すための「スタート地点」に立てた気がしています。

今回はコンサルでの会話の中から特に響いた言葉と、それを踏まえて今後やっていきたいこと、今の私にできることをつづっていきます。

とにかくnoteを書いて、反省を次につなげよう

「自分の思いを発信してもお金にならないから意味がない、ましてや仕事につながるはずない」考えから、今まではnoteやブログ発信をほとんどしてきませんでした。

しかし、自分が感じたことにこそ何らかの価値があるかもしれないこと、
それが「代替不可能な」仕事を引き寄せる力を持つことを、お話を聞いていっそう実感しました。

「僕も、今までに何十ものはずれ記事を出していました。何が良くて何が悪かったかは、書いて世間に出してみないと分かりません。
次はこう書いていこうというサイクルすら回せませんよ」

今は、この話題を書けば当たりそうだなという感覚がつかめる(!)という中村さんも、最初はそうだったとお聞きして、より深く納得。

そして、ていねいに書いた文章の積み重ねが、価値として輝き自身のブランディングにつながるとのこと。
もちろんすぐにつながるわけではないので、長期的なスパンで見ていくことが大切だとおっしゃっていました。

はじめは誰にも読まれないでしょうが、それは当たり前。思うことがあるなら発信せねば、なおさら誰にも知ってもらえません。

積み重ねてこそ見えてくる何かを信じて、まずはやってみようと背中を押してもらえました。

記事に自分の思いが介在しないと『軸がぶれている人』だととられてしまう

誰にでもできるような記事をつづることから一歩脱却したい。とにかくインタビューの経験を積まねば!エッセイを書かなきゃ!という焦りも心のなかにありました。
(自分発信はさぼっていたくせに……)

中村さんはそんな私の心をくみ取られたのか、暴走ぎみなアクセルにやさしくブレーキをかけてくださいます。

「インタビューの前に、なぜその人に興味があり、どうしてそのことを聞きたいかを言語化しましょう。でないと、自分自身で何を伝えたいのか分からなくなり着地点を見失います。
エッセイに関しても自分のおもしろいと思った体験や共感できるものを軸に、世間の感覚とそれをすり合わせるように書いてみてください」

まさにおっしゃる通りで、ただやみくもに書いても軸足ブレブレになるし、自分らしさにつながらない。ぶんしょう舎でもおっしゃっていたことだと分かっていながら、つい先走ってしまいました……反省。

会社は、やめなくていい

「副業ライターなんてただの甘え」
「失うものがなければ得られるものなんてなにもない」

という意見を耳にするたびに「自分を追い込むためにも、会社をやめないとダメなのかな」と自信をなくしていましたが、中村さんがおっしゃっていたことは逆でした。

会社員ですでに収入に困っていない状況は強いです。金銭的精神的に切羽詰まった状態では、良い文章は書けません。
お金を気にしないで、書きたいものをバンバン書きましょう!

さらに

会社勤めだからこそ得られるスキルや経験を積んで、専門性を磨いていくと良いです。
僕は長年海外添乗員をやっていた経験を生かし「旅のプロ」の視点で記事を書いています。
専門性は、他のライターとの差別化につながります。編集者目線からもインパクトありますよ。

アドバイスいただいた瞬間

「会社、やめなくてもいいんだ……」

抱えていたモヤモヤがすっと軽くなりました。

昨年経理に転職したのですが、専門知識がライティングに生かせる可能性を視野に入れての判断だったので「私の決断、間違いじゃなかった」と改めて実感できました。

とはいえ、もっと経験と知識を深めなければ記事にも落としこめない……ので、仕事の知識を深めていく一方、まずはやってみたいこと、書きたいことを軸に進めていこうと思います。

初回セッションでtwitterプロフの添削まで!

「twitterでなにをつぶやけばいいか分からない」なんてしょうもない悩みにも答えてくださったと思ったら……その流れでなんとプロフィールの添削までしていただきました!

・「恋愛コラムと生活雑貨紹介記事を執筆」だとSEO記事を想定させてしまう(≒SEOの仕事を引き寄せがち)
・居住地を必ず書くこと。クライアントが取材を依頼するときに、この人は都内まで行ける?交通費いくらだせばいい?を瞬時に判断できるから
・noteのリンクは必ず貼る、アクセスできる状況を作らねばもったいない
・自分らしさが際立つ「エッジのきいたひとこと」を入れる

当然のように実行されている方も多いでしょうが、私はその当たり前すらアドバイスいただかなければ気づけなかった……。添削、ありがたい限りです。

コンサル終了後、即プロフ修正!

エッジのきいたひとことだけは考え中ですが、活動していくなかで模索していきます。

今後の目標

・インタビュー、取材記事に挑戦
中村さんがおっしゃていた『理由探し』を大切にしたうえで、ぜひ紹介したいと思わずにはいられないような方にフォーカスを当てていきたい。食が好きなので、思い入れのある飲食店の取材もしたいなぁ……!

妄想はふくらむばかりですが、目下の目標は「自分にしかできない仕事」に携わりたいと思うきっかけをくださった方に、インタビューをお願いすること。がんばります!

・ためらわず、コンスタントに発信
他者の目線を気にしすぎて、ついロム専(死語)になってしまう習性を改めます。周りは思った以上に自分を見ていない。
自意識過剰を克服するリハビリも兼ねて、コンスタントにtwitterやnoteに自分の思いをつづっていきます。

最後に、今の私ができること

先日のツイート、数値を見るとフォロワー数のわりには反響が大きいことに気づきました。

憶測でしかないですが、SEOにモヤモヤを抱えている人、自分らしい文章を書けなくて苦しんでいる人はまだまだいるはず。

そこで

「私も今悩みの渦中にいます。一緒にがんばりましょう」

そんなふうに手を差し伸べられるような発信をしていきたい。中村さんにもらった勇気を、少しでも分かち合えるよう届けていくことが「今」の私にできることだと考えます。

発信に説得力を持たせるためにも、私自身もっと成長しなければならないのは間違いありません。
そして、今後積んでいくであろう経験の反省点やビフォーアフターを、きちんと消化して分かりやすく書き残していきたい。

この気持ちを忘れずに、自分のペースで前へ進んでいきたいと思います。


最後になりましたが、中村さん、お忙しいところ本当にありがとうございました!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




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