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創作活動と生活を両立させたくて

はじめまして。
鶴居です。

周りの創作趣味マンたちもライフステージが変動し、顔を合わせればタイトルのような事を話す機会が増えました。なので、方針の確認も兼ねて書こうかなという試みです。お付き合いください。


制作時間の確保

創作活動と生活のバランスを取ることは、思った以上に難しい。今は週の半分以上が在宅勤務になり、通勤時間を制作に充てられるようになったけれど、やはり時間は限られています。昼休みや、子供が寝ついた後の細切れの時間を使って、何とか制作を進めています。


機器の稼働時間を活用する

3Dプリンターや刺繍ミシンは、稼働時間が長いので、その間に別の作業をすることが可能です。例えば、3Dプリンターの出力には7時間ほどかかることがあるため、その間に仕事をこなしたり、子どもと過ごす時間を確保したりすることができます。寝る前に出力を開始すれば、翌朝までは機器が出力タスクで専有されているので心置きなく眠れます。刺繍機も同様に長時間稼働するため、機器が動いている間に自分が他のことに集中できる。この「機器が働いてくれている間に自分が自由になる時間」をうまく組み合わせることで、効率よく創作を進められるよう模索しています。リードタイムの狭間に生活をねじこみます。

創作と育児のバランス

子どもが3歳になると、言葉によるコミュニケーションがかなりの精度で可能になるので、育児の負担はだいぶ減りました。乳幼児の頃は、万事察するしかない大変さがありましたが、今では状況に応じて説明し、理解してもらうことができるので、育児と創作のバランスが取りやすくなりました。創作に取り組める時間が少しずつ増えてきたことを実感しています。

深夜作業と負のエネルギー

ストレスが溜まっている時期の深夜作業は、どうしても勢いがついてしまうものです。学生の頃など憧れや嫉妬のような負のエネルギードリブンで手を動かしていた時期が長かったからか、暗い衝動に突き動かされていた頃の勢いが戻ってくる瞬間があります。脳内麻薬の溢れ出る感触がある。しかし生活と創作活動が同じ器に入ると溢れるのは創作活動の方です。深夜作業は翌朝の保育園送迎に支障をきたしますし何より寿命の削れる音がする。時間だけでなく、精神面でも子どもの存在による影響は大きく、生きているだけで承認欲求をほぼ満たしてくれているため、創作への衝動が大幅に弱まっていた時期も実際にありました。創作をやる人間は満たされてはいけないみたいな話もありますが、ある側面においては真実と言えます。猫にしろ子どもにしろ生きてるだけでかわいいというのはすごい事です。最近ではイヤイヤ期を経て、正のエネルギーと負のエネルギーがうまくシンクロし始めたのを感じています。ツインドライブです。

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そんな生活の狭間で7.2畳の作業場から生産されているのがmoco10^-13の刺繍服です。
かわいいよ。

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最後までお読み頂きありがとうございました!
しばらくこのテーマの続きを書いてみようと思いますので、フォロー頂けたら大変うれしいです。

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