「好き」を楽しめ

 K-POP関係の動画で『How would ○○ sing~?(○○が~を歌ったら?)』や『Line Distribution(パート配分を分析したもの)』というものがある。
 私はこれらが好きなのだが、最近前者のSixTONESバージョン『How would SixTONES sing~?』を観てからというもの、「SixTONESが~を歌ったら?」の妄想が止まらなくて頭の中が忙しい。
 しかし悲しいかな、『Line Distribution』は全然見つからない。権利の関係なのかよく分からないが。どなたか作って頂けないだろうか。大したお礼は出来ないけれど、私がただただ嬉しいので。心の中で全身全霊で感謝申し上げます。

 ただ、少し気になる事もある。
 Tik Tokに投稿されているSixTONESの『Line Distribution』のコメントを読むと、「パート配分が不公平だ」というような不満の声、それも結構感情的な投稿が多いのだ。読むと疲れてしまって、全部は読んでいないけれど。
 所謂「推し」のパートが少ない事に不満を持つのも理解出来るが、パート配分に関しては不公平になるのはある意味仕方ないのではないだろうか。
 楽曲を活かす事が第一なのだから。
 自戒の意味も込めて書いておくが、感情的になる前に一度冷静になって考えてみる事も必要だ。

 また、『How would SixTONES sing~?』についてもTik Tokで相手方のファンの人が「気分が悪くなる」という類いのコメントを残していてやるせなくなった。この動画を作ってくれた人も決して悪気はなかっただろうに。

 ジャニーズアーティストの『Line Distribution』や『『How would ○○ sing~?』の動画が少ないのも、コメント欄が荒れるのを恐れている人がいるからかも知れない。
 
 私はSixTONESが好きだ。
 だが疑似恋愛でなければ、本気の恋愛でもない。そもそも、私は正確には「SixTONESの音楽が好き」なのだから。
  だから『How would SixTONES sing~?』も『Line Distribution』も単なる遊びとして観ている。特に誰が多くて誰が少ないという事にはこだわらない。時々、「あれ、この曲は○○のパート多いのに、こっちは少ない?」って若干思うけれど。
 「好き」を楽しみたい。
 
 推し活が盛んだが、ある意味本気になるのではなく、もっと気軽にアーティストを好きになっていいのではないか。
 アーティストに期待したり、強く想うが故に、彼ら・彼女らが作る作品やアーティスト本人まで嫌いになったら、それこそ辛いのではなかろうか。
 自分自身も快適に推し活が出来るように、「好き」という気持ちから一歩引いたり、どこかで線を引くことも大切だと思う。

 なので(最初に戻るが)私としては『How would SixTONES sing~?』も『Line Distribution』も遠慮なく上げて欲しいと思う所存です。
 「好き」を楽しみましょう。
 


 望月香夜



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