見出し画像

とうとうCSSを使う日が来てしまった

10年間ぐらいCSSから逃げて生きてきたのですが、そんな私でもとうとうCSSを仕事で使う日が来てしまいました…

年寄りの愚痴

ウェブの仕事を20年前にしていましたが、20年前はCSSはまだありませんでした。HTMLさえ分かれば、もしくは分からなくてもドリームウィーバー(今のDWとは全然違う感じのアプリ)やホームページビルダーが分かれば仕事ができてました。高校卒業して通った専門学校ではホームページビルダーの偽物みたいなドリームウィーバーの使い方をやってたので、あまり聞いてなかったぐらいです。

画像1

ガラケーのホームページ

そこから数年の間にCSSが誕生したと思うのですが、とあるゲーム会社で事務をしてた時、「ちょっとガラケーのページ作ってよー」って頼まれて、「えー!」ってなったのですが、「ここの会社のテンプレート契約したから画像と文字入れてHTMLで装飾してね」って感じでした。(ありゃーお金持ちの会社の発想ですね…当時きっとあの手のサービス利用するのめちゃ高かったはず)今思えば、超シンプルで頭の良いワードプレスみたいな感じのテンプレートでした。そりゃー楽でした。その頃、まだ私はCSSの存在に気付いてませんでした。

画像2

CSS恐怖症

そこからさらに数年が経ち、違うゲーム会社でデバッガーでバイトをしていたのですが、なぜか流れでガラケーコンテンツのアシスタントディレクターなる仕事をすることになったのです。そこで初めてCSSの高い壁にぶち当たることになりました。「CSS?ナニソレー」状態で、、、ディレクターの仕事も超マルチタスクを要求される仕事で常に頭がグルグルでした。そう、Macでいう虹色のグルグル。あれです。ディレクターは仕様書を書いたり、サイトの運営管理もしないといけなかったので、HTMLもCSSも押さえる必要があったのです。
もぅ、完全にスキル不足だったと思います。これが私のCSS恐怖症のキッカケでした。

「もぅIT関係では働かんといてください」
(もぅエヴァには乗らんといてください)
そんな声が頭の中で響く中、私は真逆の業界に飛び込みました。

画像3

印刷会社でイラレをひたすら使う仕事

DTP&CTPオペレーターなる仕事。
アナログの業界です。作っても作っても消費されて無くなる世界が嫌になっていた私は、印刷物でデーターからモノに変わる。それが体験できる仕事を選びました。
古い業界ならではの悩みなどもありましたが、なんだかんだで長い間お世話になりました。頑張って特色インクを練って印刷をする側の仕事ではなかったですが、完成したモノを見ると「仕事できてるんだなぁ」という実感が湧きました。

画像4

CSSを学ぶ機会

…がしかし、そんな私にもCSSを習う機会がありました。
印刷会社で仕事をするのに体力の限界を感じ始め、デザインを学び直して転職することになりました。
デザインのハローワークの職業訓練校に通いました。今は紙媒体だけじゃやっていけないということから授業にHTML・CSSもついてきました。
そこでCSSと始めて仲良くなることができました!

ここから制作会社への入社が決まり、その会社はガチガチのDTPだったので、Webはかなり遠い存在になりました。せっかく仲良くなれたけど、すぐにお別れみたいな感じでした。

画像5

コロナ渦と病気

そこから3、4年が経ち、コロナ渦になり、働き方を考えさせられるようになりました。自分の体調面も悪くなり、「何事かあったらすぐに自宅近所の病院に駆け込みたい」そんな日々が続き、運よくテレワークができる職場へご縁があったので、今は自宅で働けています。

そ・こ・で、CSSと再開する日がまさか、、、来ちゃったわけなんですね。
本当に、訓練校で習ってなかったら多分無理だったと思います!

今はワードプレスでHTMLとCSSを触っています。
毎日毎日勉強の日々です。。。
せっかく仲良くなれてたはずなのに何年も経ってるのですっかり忘れてます。

画像6


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?