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不妊治療①不妊と気付くまで~月経困難症の診断~

不妊専門のクリニックに通い始めるまでのことをまず書きたいと思います!


私は13歳(中学入学して少ししたくらい)から月経が始まりました。
月経は3~4か月に1回、2週間ほど続くものでした。

よく婦人科の問診で、「経血の量」や「月経痛の程度」を聞かれたりしますが、「普通」ってよくわからなくないですか?笑
当時の私は自分を「普通」だと思っていました('Д')

月経のペースは、中学生の頃は不順の子も多いので、よくあることといえばよくあることだったと思います。
しかし、2週間ほど続く月経の内、
●10日以上は常に夜用のナプキンをつけていないとだめ。
●しかもそれを2時間に1回は交換しないと大変なことになってしまう経血量。→ひどい貧血。
●立っていられないほどの腰痛と吐き気と頭痛。
●極めつけは39度近い発熱。

女性ってこんなに大変なんだ…と思っていました。笑

当時、市販の痛み止めを飲んでやり過ごしていました。
発熱は、毎回生理が来ちゃうとかぜもひいちゃうんだな😢
と思っていました。
動けないときは学校を休んでいたので、中学の年間欠席日数はなかなか多かったと思います。

中学2~3年生になり、周りの子と月経の話を気軽にできるようになってきた頃、少しずつ「あれ、もしかして自分って普通じゃない?」と考えるようになりました。



中学3年生の冬。今でも覚えています。
本当にひどい月経痛でした。当時妹と同じ部屋で、私は2段ベットの上で寝ていました。このときは起き上がることもできませんでした。
トイレに行きたい。起き上がれない。
でもなんとしてもベットで用を足すわけにはいかない…そう思ってベットの柵をこえて床にドンッと落ちました。
うまく着地もとれなかったけれど、もともと熱でぼーっとしていたし全身痛かったのでなんとも思いませんでした。

なんとかトイレまではいつくばって行き用を足し、部屋に戻ったはいいものの、2段ベットの上である私の寝床に上ることができませんでした。

部屋の床に横たわりながら
寒い。痛い。しんどい。情けない。惨め。。。
あと何年?何十年?この生活が続くんだろう。
じわじわ涙が出てきて、止まりませんでした。

こんな苦しみが女に生まれただけで一生続くなら、もう死んでしまいたい、と本気で思いました。
数時間後、仕事から帰ってきた母も泣いている私を見て、一緒に婦人科に行くことに決めました。(私が行くのを渋っていた)

その後行った産婦人科で、月経困難症だと診断されました。
月経困難症とは、、、

月経困難症(げっけいこんなんしょう、dysmenorrhea)または生理痛(せいりつう)は生理中の痛み、および生理中に痛みがある状態のことである。通常、生理が始まるころに症状がみられる。症状は三日以内に治まることがほとんどである。その痛みはだいたい骨盤または下腹部に感じられる。その他の症状には腰痛、下痢、吐き気がある。月経困難症の症状は個人差が非常に大きく、ほとんど自覚症状のない女性もいる一方、起き上がれないほどの腹痛や嘔吐、重度の貧血、外出が困難なほど短時間で大量の出血があるなど、日常生活に差し支えるほどの症状に悩まされる女性もいる。

Wikipedia

月経困難症と診断された私は、中3から25歳の8月までの約10年間、低用量ピルを服用することになりました。
最初にヤーズからはじめましたが、私にはあまり合わず、シンフェーズを飲んでいました。
ピルを飲み始めてから、学校の欠席日数もぐんと減り…月経痛に悩んでいる方がもしいれば、早めに産婦人科に行くべきです!!!

話が少しそれましたが、
「もしかして私、、、排卵していない?」(=不妊かも?)と思い始めたのは、24歳で結婚後、25歳の8月に低用量ピルの服用をやめた後のことです。

②に続きます(/・ω・)/🌟


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