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インサイドヘッド

全ての感情を肯定する映画。

うつ病を経験し、色々なことを考えて、心についても勉強したからこそ刺さる、繊細さんこそ観るべき映画。

実は一度観たことがあったのですが、みんなが名作という割に私、全く内容覚えていなくて。
ディズニーといえば、ハッピーエンドがお約束。それもわかりきっていたけれど、もう一度。
時間のある今、観返してみました。


あらすじ

1人の少女ライリーの、“インサイドヘッド” つまり、“頭の中” の司令塔ではたらく、感情のキャラクターのお話。

「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の5つの感情がライリーの頭の中にはいる。

主人公は、ヨロコビ。
ライリーを幸せにするために、日々奮闘中の、頑張り屋さん。司令塔のリーダー的ポジション。

イカリ・ムカムカ・ビビリは時として闘争心、競争心、危機回避等に役立つから、ヨロコビもうまくその3人を活躍させて、ライリーの日々の生活を守っている。

でも…カナシミは、ヨロコビにとって対極の存在。存在意義が分からない。(ライリーを不幸にしてしまう存在だと思っているよう。)

ある日、大好きな場所から突然の引っ越しに。幸せなたくさんの思い出と幸せの詰まった大切な場所との別れ。家族はバタバタイライラ、ライリーは過去の思い出にすがるように、新しい地に馴染めない。

そんなとき、大切な思い出(ヨロコビの感情)にカナシミが触れてしまって…


感想

幸せでいなきゃ、笑顔でいなきゃ。

そう自分に言い聞かせていた…なにかに縛られていた過去の私に、とっておきの紅茶と美味しいチョコレートと一緒に、観せてあげたいなあと思いました。

大丈夫。
ヨロコビ・カナシミ・イカリ・ムカムカ・ビビリ、全てが私をつくってくれている。
涙も怒りも、我慢しなくていいんだよ。

とっても観てよかった、そしておすすめしたい映画でした。

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