極上のヒュッゲを考える
現在旦那と1SLDKに住んでいる。
とにかく狭くて、そのうちの一部屋をフリーランスの私の仕事部屋にした時から
かれこれ3〜4年、もっとか?リビングにセミダブルの布団を敷いて2人で寝ている。
子供がいないし、どちらも互いに仕事をしているので、決して貧乏というわけではなく、頻繁に旅行もするし旦那はよく買い物もする。
毎日の暮らしは楽しく常にエキサイティングなので寝床ごときに不満を持つことはなかった。
しかし先日ついにフローリングにカビが、、!
ついに我々はリビングで、冷蔵庫とテレビとソファに挟まれながら、大の大人2人が寝ている違和感に気付いた。
気づいてしまったからには引っ越すか、大規模な断捨離を行わなければ行けない事態になった。
まず我々はカビを取り除き、ソファや食器棚やテレビなどありとあらゆるものを捨て去り、リビングを寝室にする決意をした!
引っ越しはもちろん視野にはあるが、とにかく我々はここが気に入っているので出来るならばこのままここで快適に寝れることがベストなのだ。
大掃除が始まり、何を捨てるか捨てないかで案の定喧嘩になり、結果1日でお互いが大嫌いになった。(一時的に)
一時的な感情を冷ます方法は色々あるが、我々は喧嘩をした時、もしくはしそうな不穏な空気が漂う時は、ほんの少しだけいいホテルに泊まりにいく事にしている。
これは旅行好きの2人が行き着いた最高の仲直りの仕方で、極上のヒュッゲなのだ。
家から徒歩10分の駅のそばに立っているホテルが実にいい働きをしてくれていて、いつでも気軽に行けるし、忘れ物があれば取りに行けるし、何かと最高なのでよく利用している。
今回も晩御飯を食べてからホテルに集合する事にした(旦那は飲み会帰りに)私は一人でのんびりお風呂に入り、読書をする(毎回なぜか哲学本を持って行くけど、ホテルにいるときは最高に気分が良く、気持ちが高揚しているのであまり読み進められない。哲学本は特に)
結果ホテルの部屋にある聖書(ヨハネの福音)を読んだりいていた。(私はクリスチャンではないが)
旦那が来る頃には、負の感情は一切なくなっているので、結果すんなり仲直りできる。
そして普段狭いセミダブルに2人で寝ているので、ツインのベッドで、それぞれ手足を最高まで伸ばして熟睡する。
翌朝ホテルの朝食バイキングで極上のヒュッゲを満喫して帰る。
たった10000円程で1日で仲直りできるならとても安上がりでコスパ抜群なのだ。
相手に不満を抱えたまま数日、もしくは数週間過ごすぐらいなら絶対的にこの方法は健全でしかない。
私(我々)が考える極上のヒュッゲはやはり食べる事と、寝る事が最高な形でやってくる事。当たり前だけど、負の感情で覆われているときはなかなかこの選択は選べない。(なぜなら相手に腹が立っているから)
だから喧嘩をしていてもイライラの状態でも、無理矢理にでもレストランやホテルを予約してしまえば、あとは極上のヒュッゲとともに仲直りがまっている。
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