松原もち

ただそのへんに生きる

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最近の記事

過去の遺産と○keaの狭間で

セミが鳴いている。 梅雨がいよいよ終わって、大好きな夏がやってくる。 おちび(夫)はこの家に越してきてから本当に毎日楽しそうに過ごしている。 朝は決まって8時には起きているし、朝ごはんを作って、洗い物をして、ラグを干し、クイックルワイパーをかけ、掃除が終わるとブログを書き始める。これがおちびの日課になっている。 以前の家では出勤のギリギリまで寝ていた。12時から仕事なのでそれこそ遅い時は11時過ぎまでグースカ寝ていた。 私はそのことを気にしなかったけれど、きっとおち

    • ただ糸を語る

      糸棚を製作した。 正確には製作してもらったのだが。 糸棚が出来たことで、今まで机の引き出しにひしめき合っていた大量の糸達を陽の当たる机の上に移動することが出来た! 今回製作してもらった糸棚は、ホームセンターでカットされた木材を組み立てたシンプルなやつだ。 幅60cm、高さ60cmの4段棚。 一番上には頻繁に使用する洋裁道具を並べ、その下の段にはよく使う黒糸、白糸、を並べてある。 この2色だけで60cmの一段は端から端まで埋まる。 なぜなら糸には多様な種類があって

      • 京都とサウナの求心力

        京都へ来た。 土曜の朝思い立って、旦那を誘って久しぶりの京都へ来た。 二人分のお泊まりセットを入れてパンパンにふくれあがったエコバックを抱えて。 京風のお出汁のきいた優しい味の美味しい中華料理を食べて、京都の旅は最高なスタートを切った。 コロナ期間中に部屋を丸ごと模様替えしたので、新しい家具や照明を買いにアンティークショップへ向かう。 地下一階のそこは隠れ家のように存在していて、ヴィンテージの家具がひしめき合っているワクワクする空間だった。 天井からは夥しい程の照

        • あの夏の暴君

          私は子供の頃、一人部屋だった。 けれど私はひとりっ子ではなく、三姉妹の真ん中で育ち、家も特別大きな家というわけではなく、いたって普通の家だった。 リビングにキッチン、和室が二部屋に洋室が一部屋。ごく普通のサイズの家に仲があまり良くない三姉妹が住むとどうなるか。 それぞれに住処を欲しがるものだから、個室は完全に全て子供達に当てられた。 両親はというと、リビングに布団を敷いて寝ていた。本当に申し訳なかったと思う。 けれど私たちは仲の悪い三姉妹というだけでなく、揃いも揃っ

        過去の遺産と○keaの狭間で

          極上のヒュッゲを考える

          現在旦那と1SLDKに住んでいる。 とにかく狭くて、そのうちの一部屋をフリーランスの私の仕事部屋にした時から かれこれ3〜4年、もっとか?リビングにセミダブルの布団を敷いて2人で寝ている。 子供がいないし、どちらも互いに仕事をしているので、決して貧乏というわけではなく、頻繁に旅行もするし旦那はよく買い物もする。 毎日の暮らしは楽しく常にエキサイティングなので寝床ごときに不満を持つことはなかった。 しかし先日ついにフローリングにカビが、、! ついに我々はリビングで、

          極上のヒュッゲを考える