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撫子の花と古典文学の思い出
こんばんは、もちまるです。
今日は、とても暑かったです。。
皆さまのお住まいの地域は、いかがでしたか?
最近、よく行く公園に撫子の花が咲いていました。
私の好きな秋の七草コーナーにおりました。
撫子という言葉はよく聞いていましたが、
じっくりお花を見るのは初めて。
撫子という看板がなければ気づかなかったでしょう。
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小さくて可憐な姿がとてもキュート。
花の姿が「撫でたくなるほど可愛らしいこと」に由来することが
名前の由来ともされているようです。
確かに納得する可愛さ。
「万葉集」で大伴家持が撫子に関する素敵な和歌を詠んでいました。
*なでしこのその花にもが朝な朝な手に取り持ちて恋ひぬ日無けむ
「あなたが撫子の花であったらいのになぁ、
そうであるなら毎朝毎朝手に取って持って愛でて愛しむでしょう」
といった内容です。
何だか心に響きます。
西暦で言うと700年代に生きていた人と同じ花を見て、
「素敵だな」と思う心が一緒なのは嬉しくないですか?
私はその感覚が好きで大学で日本文学をで勉強していました。
たとえ1000年前の文学だとしても、考えていることって意外と同じだったり。
美しいと思うものは、何年の時を隔ていようとも美しいと思うものなのです。
源氏物語の姫君たちと考えていることが似ていたり、
作者の紫式部に共感したり。
うんうん、この気持ちよくわかる!
平安時代の女性たちの日記はいわばエッセイ。
1000年の時を超えて心がつながる喜び。
久しぶりに大学時代の喜びを思い出しました。
撫子で広がる大きな世界。
今日は撫子と私の日本文学愛についてお話ししました。
また日本文学に触れていこうかなと思いました。
それでは本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
暑いので体には気をつけてまいりましょう!
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