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パリオリンピック、今まで観たことのなかった競技を観戦している話。

うだるような暑さ、生後3か月の子供がおり、育休中のため、特に出かける用事もなく、最近はパリオリンピックを観戦している。
なんとTVerで、ほぼ全部の競技が配信されているので、これを機に今までテレビで中継されておらず、観たことのなかった競技を観ている。
そこで今回は、TVerで今まで観戦した競技と、その感想を記録してみたいと思う。

今まで観戦した競技とその感想

飛び込み(2人で同時に飛ぶやつ):2人ぴったり揃って飛び込む姿は大変美しい。素人目にも、演技が揃っているペアと揃っていないペアの違いが分かる。飛び込んだ後に、選手がお風呂に入っていて、観ていてほっこりする(そこかい)。

水球:確か水中の格闘技と言われる競技だったと思う。中継では映らないが、プレイ中上半身を水上に出しているときは、水中でずっと足をバタバタさせているのだろうから、相当体力を使う競技なのだろうと推察する。ガタイの良い選手達がずきんみたいなのを頭に被っていて、ちょっとかわいい(そこかい)。

アーチェリー:的が30m~90m先とのことで、短くても25mプール1個分以上の的を狙って矢を放つのが、そもそも高等技術なのだろうなと感じた。80mなんて、大人が1分歩いた距離。画面で見るよりもかなり遠いのだろうなと思う。あと、他の競技と異なり、コーチも的を見る係で参加するのが面白い。選手は肩こりと無縁だろうなぁ(そこかい)。

3x3バスケットボール:ゴールが1個しかなく、通常のバスケットボールの試合よりも進みが早いので、最初から最後まで気軽に観戦できる。パリオリンピックの会場、街中に設置されていて、まさにアーバンスポーツという印象を受けた。

カヌー・スラローム:誰が激流の中を下るという競技を生み出したのか?という気になるが、緑色のポールはその間を通る、赤色のポールはその周りを回転する、と理解した。上手な選手は、赤色のポールの周りを回転するときに、川にパドルの先を深く差し込んでくるっと回っていて、この技術の差が上位に行けるかどうかの鍵なのかな、と感じた。

自転車・BMXフリースタイル:空中で自転車や人間が回転しすぎて、何が何回転しているのか訳が分からない(笑)。怖いもの知らずなのだろうなぁ。体力の差からか、どちらも迫力があったのだけど、男子の方がより印象に残った。みんな積極的に技に挑戦している姿が印象的だった。

自転車・マウンテンバイク:1周4km強を7周、約30kmの山道を自転車で行くなんて、私なら電動自転車を使いたい(笑)。途中自転車のタイヤがパンクしている選手もいて、F1みたいだなぁと感じた。森の中を走り回っていて、気持ちよさそうだった。フランスの選手が強くて、多くの地元の人たちが応援している姿も印象的だった。

馬術:馬場ではお馬さんが上手に行進しているし、障害では鮮やかに障害を飛び越えていくし、馬の賢さを認識した。男女関係なく、また年齢も幅広い競技であるのが興味深かった。ヴェルサイユ宮殿の庭に馬がよく映える。

トランポリン:選手が飛び外した時に地面に落下してケガをしないように、競技中常に、マットを持ったスタッフがトランポリンの横をウロウロしていて面白かった(そこかい)。

ホッケー:ゴールキーパーの足の防具が大きく、ゴールが小さく、ボールも小さいため、点を取るのが難しそうだと感じた。

ボート:ボートが人の幅くらいしかない!細い!後ろ向きで漕ぐなんて初めて知った。1人でも2人でもタイムがあまり変わらないのが面白いなと思った。全身で漕いでいて、漕ぎ終わるまでボートの中ではずっとスクワットしている感じ。太ももが辛そう…

セーリング:気持ちよさそう!!!フランスの海にヨットが映える。ヨットを進めるときは、人はほぼ海面と平行くらいに身体を横に向けると知って、かなり体力を使いそうだなと感じた。体力だけではなくて、風を読む力も必要なのだろう。そして、観戦してもヨットが進む原理は全く分からなかった(笑)。

スケートボード:競技年齢が低すぎないかい?!BMXと同様、選手全員が積極的に技に挑戦している姿が印象的だった。また、失敗してしまっても、その挑戦をたたえる拍手が沸き起こっていて、会場の温かさも感じた。

サーフィン:他の競技とは別の時間帯でやっているので、よっぽどフランスの早朝の時間にやっているのかな?と思ったら、サーフィンだけタヒチでやっていた。30分間で波に乗って技を競っていて、技の完成度だけではなく、どの波で乗るか、波を読む力、勝負師の勘みたいなものも必要なのだろうなと思った。波に乗っている姿はかっこよく、地上波でも協議を中継してほしいなぁなんて思ったが、波の待ち時間が多くて、地上波で流すのは現実的ではないのだろうなぁ。

射撃:決勝戦では8人同時に撃ち始めて、遠かった人から順に下位から順位が決まっていくという、他の競技にはあまり見られない順位決め方法が印象的だった。極度の集中力が必要な感じがした。

ビーチバレー:エッフェル塔のふもとで試合をしていて、これもよく映える!7点毎にコート交代、21点でいったんベンチに下がる。砂に足元が取られるので、バレーボールよりもラリーの回数が少なく、試合時間が短くサクサク観戦できる。キューバの選手が、自分たちが点を取ると会場を盛り上げていて、観ていて楽しい(笑)。会場の盛り上げ方が陽キャ。

オリンピック後半戦を迎えるにあたり

早いものでオリンピック、もう折り返し。近代五種とかブレイキンとかも観てみたいので、引き続きTVerで観戦してみたいと思っている。
テレビでは、日本人がメダルを獲れそうな競技しか中継しないけれど、今回TVerで放送してくれたことによって、様々な競技を知ることができたし、単純に観戦を楽しむことができた。ありがとうTVer。
日本人が出ている、出ていない、メダルを獲る獲らないにかかわらず、私はシンプルに競技観戦を楽しんでいる。これがスポーツに親しむということであり、オリンピックの1つの目的なのかなと思った。どの国の人かにかかわらず、努力した成果を夢の舞台で発揮している選手たちは輝いて見える。

これを読んで、何か競技を見てみようかな、と思ったそこのアナタ!まだ遅くありません、TVerで競技を見てみてください。無料でほぼ全部の競技を観戦可能です(特にTVerの回し者でも何でもありません。お金とか一切貰っていません)。

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