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■求人広告の応募数を増やすには?-PART・14-■うぇいうぇい系の人がいない、という事実は訴求になる。

最近悲しいことがあったのと、体調を崩してしまい更新できていませんでした。そんな時は漫才を観るに限りますね。オズワルド最高。「病は気から」という言葉は迷信じゃないと信じています。

はい。今回は「どんな人が働いているか」は大事だよ。という話です。

今から約15年前の就活同時、私は自己認知が乏しく、「陰キャである」という事実に蓋をし、“明るく元気、人と話すことが大好きな大学生”の仮面を被り、企業の選考を受けていました。(というか、当時は「陰キャ」という言葉自体なかった気がします。)

結果、体育会かつパリピだらけの広告代理店に就職し、肩身の狭い思いをしたものです。ノリが良く、優しく、いい人たちばかりでしたが、何となく打ち解けきれない、見えない壁が存在していたように思います。人間関係の悩みは持たなかったのですが、飲み会など、集団での賑やかな空気がニガテでした。

そんな記憶を思い出したのは、とあるIT企業で「うちはオタクが多いんで。ゲームとか漫画好きな人だと話が合うと思います」という話を聞いた時のことでした。

就職活動のときって、「コミュニケーション力があって、誰とでも仲良くなれる明るい人が求められる」って思っちゃいますよね。実際そういう企業が多いと思いますが。

でも、「そんなことないんだよ。うちはオタク気質でパリピがニガテな人多いから話合うと思うよ」なんて記事の広告を私が見つけたら、迷わずクリックしそう。その思いがよぎり、上記の企業で掲載した広告に「うぇいうぇい系、ニガテです」というコピーを書きました。ターゲットを絞りに絞ったので応募数自体はそこまで多くなかったですが、無事採用ができたと聞いております。

前回の社風の話とつながりますが、求職者にとって居心地が良い場所。
それは、給与や待遇、条件ももちろん大切だけれど、やっぱり誰と長く一緒の時間を過ごすか。だったりするんですよね。そんな思いを抱いた広告の事例でした。

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